植松商会の立会外分売分析
銘柄名 | 【9914】 植松商会 |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、2021年10月22日開催の取締役会におきまして、新市場区分として、「スタンダード市場」の選択申請を行うことを決議しておりますが、「株主数」及び「流通株式時価総額」について、スタンダード市場区分における上場維持基準を満たしていないため、当該基準の早期達成に資するべく、当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図ることを目的として行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2021/12/16 (木) |
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予定期間 | 2021/12/24 (金) ~ 2021/12/28 (火) |
実施日 | 2021/12/24 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 653 円 |
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分売枚数 | 900 枚 | 前日終値 | 575 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 555 円 |
PER | 34.30 倍 | 割引率 | -3.48 % |
PBR | 3.61 倍 | 発表日比 | -15.01 % |
株式情報
発行済株数 | 2,340,000 株 | 時価総額 | 1,299 百万円 |
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浮動株数 | 248,040 株 | 浮動株総額 | 138 百万円 |
分売株数 | 95,000 株 | 分売総額 | 53 百万円 |
前日出来高 | 28,400 株 | 出来高/分売数 | 29.89 % |
対株式数比 | 4.06 % | 浮動株比率 | 10.60 % |
対浮動株比 | 38.30 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに10枚程度と流動性は乏しい。 スタンダード市場の上場維持基準充足のためだが、株主数400名・流通株式時価総額10億円すら達成できていないという地方市場の上場銘柄のような状態になっている。 ただでさえ発行済株式が2.3万単位しかないのに浮動株は半分以下でこの流動性では株主数は一時的に増えるかもしれないが、分売した分だけ時価総額は下がって逆効果となりそう。 優待新設でもした方が株価対策には有用ではないか。 今期業績は売上高+18%、営業利益黒字転換を見込んでいるが、売上高営業利益率が毎年1%程度で浮き沈みが激しい。 2Q時点ではほぼ通期の数字は達成できてるが誤差の範囲内のため、通期でどの程度で着地するかは予測しづらい。 年間配当は10円で利回りは1.8%ほど。株主優待ははい。 PER34.3倍、PBR0.43倍の株価水準はやや割高感がある。 株価はここ4年間はずっと下落基調にあり、徐々に下値を切り下げて現在は650円の節目を死守できるかどうか。 分売数量の絶対数は少なく1億円もない規模だが、この流動性ではイトーヨーギョーのように同値前後で割れそう。 特筆してこの銘柄に投資するメリットも薄く、このままの流動性と板であれば見送り方向が無難と思われる。 12/23追記: 発表日より100円近く売り込まれており、分売価格は過去5年間の安値以下と値ごろ感のある株価となっている。 流動性は多少改善してはいるが、この分売数量を支えきれるかどうかは短期筋がどれだけ参加するか次第といえる。 株価も安くリスク限定なので皆が参加しなそうなら朝の気配程度で打診程度に参加してもいいが、同じ考えの参加者が増えると結局微妙な結果になるかもしれない。 |