三ツ知の立会外分売分析

銘柄名 3439】 三ツ知
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るために行うものです。

スケジュール

発表日 2021/12/13 (月)
予定期間 2021/12/21 (火) ~ 2021/12/23 (木)
実施日 2021/12/21 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,830 円
分売枚数 700 枚 前日終値 2,617 円
申込上限 5 枚 分売価格 2,525 円
PER 12.23 倍 割引率 -3.52 %
PBR 0.91 倍 発表日比 -10.78 %

株式情報

発行済株数 2,652,020 株 時価総額 6,696 百万円
浮動株数 193,597 株 浮動株総額 489 百万円
分売株数 40,000 株 分売総額 101 百万円
前日出来高 6,000 株 出来高/分売数 15.00 %
対株式数比 1.51 % 浮動株比率 7.30 %
対浮動株比 20.66 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに1桁と流動性は乏しい。

2021年6月末の株主数は390名とスタンダード市場の上場維持基準を下回っているため株主数対策と思われる。

タイミング的にも2021年12月末日での1:2の株式分割を予定しており、どうしても株主数を増やしたい意向を感じる。

今期業績は売上高-3%、営業利益+64%と大幅増益を見込んでおり、1Q時点での進捗率は22%と概ね計画通り。

年間配当は64円で利回りは2.3%ほど。株主優待はない。

PER11.7倍、PBR0.74倍の株価水準は市場平均並み。

株価は2,400円前後で推移していたが11月半ばに材料不明ながら2,800円台まで高騰しており、テクニカル的にも割高感は否めずここ価格帯では中期的にも保有したくない水準。

確かに増益企業ではあるもののコロナ禍前の水準に戻っただけであり、流動性リスクを取って保有するメリットも皆無。

条件的にも先日のパシフィックシステムと似ているが、流動性は圧倒的に不足しており値決め次第では買い板よりも高く掴まされる参加メリット皆無の案件になる可能性が高い。

これも何故か自ら進んで損したい参加者がいるため完売してしまうと思われるが寄りがどうなるかを見届けたい。

12/20追記:

発表日から200円近く売り込まれてはいるものの、流動性は相変わらずのままで分売価格以上の買い板は1枚しかない。

テクニカル的にはこの株価帯であれば割高感はなくなっているが、さすがにこの板の薄さでは厳しいと思われる。

一応朝の板は確認しておくが、結局それなりに良い気配であればその分参加者が増えて結局微妙な結果になりそう。

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