進学会ホールディングスの立会外分売分析
銘柄名 | 【9760】 進学会ホールディングス |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るために行うものです。 |
スケジュール
発表日 | 2021/12/09 (木) |
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予定期間 | 2021/12/17 (金) ~ 2021/12/22 (水) |
実施日 | 2021/12/17 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 316 円 |
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分売枚数 | 4,300 枚 | 前日終値 | 275 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 266 円 |
PER | 121.56 倍 | 割引率 | -3.27 % |
PBR | 0.41 倍 | 発表日比 | -15.82 % |
株式情報
発行済株数 | 20,031,000 株 | 時価総額 | 5,328 百万円 |
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浮動株数 | 2,263,503 株 | 浮動株総額 | 602 百万円 |
分売株数 | 400,000 株 | 分売総額 | 106 百万円 |
前日出来高 | 352,100 株 | 出来高/分売数 | 88.03 % |
対株式数比 | 2.00 % | 浮動株比率 | 11.30 % |
対浮動株比 | 17.67 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は500枚、出来高300枚程度と流動性は高い。 2008年以来13年ぶり2回目の分売実施となっている。 時価総額は60億円足らずしかないためプライム市場への移行は困難で、単純に大株主からの売却目的と考えられる。 投資運用事業の失敗により2Q決算は大幅に下振れして着地しており、半期で54億円もの損失を計上している。 通期業績予想は据え置きなままであるが、さすがに通期でこれを取り返すのは難しく大幅赤字での着地が濃厚であろう。 年間配当は15円で利回りは4.7%ほど。優待は3,000円相当の優待券と来年に限り1,000円相当のクオカードの設定がある。 実質赤字でPERでは評価不可、PBR0.41倍は割安感がある。 株価は400-500円のレンジ相場だったが、下方修正以降は大幅に売り込まれて現在は300円程度で推移している。 とりあえず配当利回り的に5%ラインは死守しそうだが、中期的にも5年間下落続きのチャートではいただけない。 とりあえず低位の貸借銘柄であるため損はなさそうだが、この株価では利益が出たとしても利幅は見込めない。 リスク限定で参加しやすいとはいえ期待できなさそう。 12/16追記: 発表日から50円近く売り込まれていたが、値決め日はやや買い戻されて分売価格は当日安値前後とあまり安くはない。 とりあえず流動性と空売りはそこそこ入っているため下値リスクは限定的だが、あまり利益がでるとは思えない。 参加方針ではよさそうだが手数料を引くと手間の割に合う案件になるかも微妙なところになる気がする。 銘柄としても中期的に持ち越したくないため、利益が出たら当日中には手仕舞い方向の方が無難かもしれない。 |