ダブルスタンダードの立会外分売分析

銘柄名 3925】 ダブルスタンダード
市場 東証1部
信用区分 信用
実施目的 株式の流動性向上及び株主数増加並びに株式分布状況の改善を図るものであります。

スケジュール

発表日 2021/11/30 (火)
予定期間 2021/12/08 (水) ~ 2021/12/10 (金)
実施日 2021/12/08 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 3,745 円
分売枚数 5,500 枚 前日終値 3,345 円
申込上限 40 枚 分売価格 3,244 円
PER 55.30 倍 割引率 -3.02 %
PBR 10.16 倍 発表日比 -13.38 %

株式情報

発行済株数 13,580,000 株 時価総額 44,054 百万円
浮動株数 - 株 浮動株総額 - 百万円
分売株数 400,000 株 分売総額 1,298 百万円
前日出来高 118,400 株 出来高/分売数 29.60 %
対株式数比 2.95 % 浮動株比率 - %
対浮動株比 - %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板は500枚、出来高2,000枚程度と流動性は高い。

2018年以来3年ぶり3回目の分売実施となっている。

プライム市場への移行に関しても特段の問題はなく、最近の株価高騰による大株主からの売却目的だと考えられる。

今期業績は売上高+45%、営業利益+53%の大幅成長を見込んでおり、2Q時点での進捗率は58%と好調にみえる。

年間配当は35円で利回りは1.0%ほど。株主優待はない。

PER38.7倍、PBR7.92倍の株価水準は割高感がある。

株価は5月頃までは2,000円前後で推移していたが、今期の四半期決算発表の度に急騰して現在では倍近くなっている。

過去2回ともに10億円規模で発行済株式の5%も一度に売却したためいずれに寄りでは割れる展開となっている。

表面上の流動性は高いにしてもザラバ中はアルゴの水増し出来高が大半であるため、分売総額15億円は重いのでないか。

雰囲気的にも先日のジモティーやオープンドアを連想するところで、割高な株価が維持されているのは浮動株が少ないだけでありそれが崩れると需給的には崩れる可能性が高そう。

ハイリスク案件であり無理に参加するメリットが薄いため、余程条件が良くなければ見送り方向でいいのではないか。

12/7追記:

発表日から10%売り込まれているが、値決め日に買い上げられており分売価格は前日終値近辺で値ごろ感はない。

しかも大引けはアップティックで引けているため、買い板を基準とした実質割引率は2.6%程度しかない。

板が厚いように見えるのもザラバ中はアルゴの見せ板であり、寄り前に関しては心許ない状態のままとなっている。

値決め日前の釣り上げといいジモティーそっくりであり、あれで痛い目を見たのであれば見送りが無難と思われる。

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