日新の立会外分売分析
銘柄名 | 【9066】 日新 |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2021/11/26 (金) |
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予定期間 | 2021/12/03 (金) ~ 2021/12/08 (水) |
実施日 | 2021/12/03 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,723 円 |
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分売枚数 | 2,600 枚 | 前日終値 | 1,519 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 1,482 円 |
PER | 9.71 倍 | 割引率 | -2.44 % |
PBR | 1.25 倍 | 発表日比 | -13.99 % |
株式情報
発行済株数 | 20,272,769 株 | 時価総額 | 30,044 百万円 |
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浮動株数 | 1,844,822 株 | 浮動株総額 | 2,734 百万円 |
分売株数 | 105,700 株 | 分売総額 | 157 百万円 |
前日出来高 | 251,300 株 | 出来高/分売数 | 237.75 % |
対株式数比 | 0.52 % | 浮動株比率 | 9.10 % |
対浮動株比 | 5.73 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに300枚程度と流動性は高い。 2020年12月以来、1年ぶり2回目の分売実施となっている。 プライム市場への移行に際しても特段も問題はなく、株主構成的にも持ち合い株式の売却目的だと考えられる。 通期業績予想を先日上方修正しており、今期は売上高は横ばいなものの営業利益は+145%と劇的な伸びを見込んでいる。 年間配当は58円で利回りは3.9%ほど。株主優待はない。 PER5.83倍、PBR0.45倍の株価水準は割安感がある。 株価は年初の1,200円台から徐々に下値を切り上げて上昇しており、先般の上方修正を期に一時1,900円台を付けてからは目先では一旦1,700円台まで反落している。 上方修正前の1,600円台くらいなら値ごろ感もありそう。 分売数量も発行済株式に大して僅かであり、東証1部の貸借銘柄かつ株価水準も割安となると鉄板案件となりそう。 前回の分売でも好調な寄りからスタートして売り一巡後は引けにかけてさらに高騰するおいしい案件であった。 株価的にはもう少し調整しておほしいところだが、あとは値決め日に引け買いをして分売価格を釣り上げる輩が出てこないくらいが最大の関心事ではないかと思われる。 12/2追記: 発表日から10%以上売り込まれており、分売価格は節目の1,500円割れでの値決めとなっており値ごろ感がある。 ザラバでの釣り上げも危惧されたが、最終的には安値近くで引けており割引率はあと一歩欲しいが十分といえる。 指標や配当的にも十分買える水準にあり、一巡すれば買い戻しも期待できることから持ち越しも面白そう。 |