イトーヨーギョーの立会外分売分析
銘柄名 | 【5287】 イトーヨーギョー |
---|---|
市場 | 東証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株主より一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2021/11/24 (水) |
---|---|
予定期間 | 2021/12/01 (水) ~ 2021/12/08 (水) |
実施日 | 2021/12/01 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 849 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 1,100 枚 | 前日終値 | 807 円 |
申込上限 | 5 枚 | 分売価格 | 783 円 |
PER | 6.53 倍 | 割引率 | -2.97 % |
PBR | 0.91 倍 | 発表日比 | -7.77 % |
株式情報
発行済株数 | 3,568,000 株 | 時価総額 | 2,794 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 620,832 株 | 浮動株総額 | 486 百万円 |
分売株数 | 170,000 株 | 分売総額 | 133 百万円 |
前日出来高 | 23,000 株 | 出来高/分売数 | 13.53 % |
対株式数比 | 4.76 % | 浮動株比率 | 17.40 % |
対浮動株比 | 27.38 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
---|---|---|---|
評価コメント | 板・出来高ともに50枚程度と流動性は低い。 8月以来4ヶ月ぶり2回目の分売実施となっている。 株数も同じことから前回同様に伊藤泰博氏か、もしくは他の大株主からの単純な売却目的の可能性が高い。 今期業績は新収益認識基準適用のため単純比較できないが、売上高-7%、営業利益-25%と失速して中間赤字は拡大。 年間配当は8円で利回りは0.9%ほど。株主優待はない。 表面上のPER7.29倍、PBR0.86倍の株価水準は割安感だが、今期は固定資産譲渡に伴う特別利益が存在することから、それを除いた巡航ベースでのPERは50倍程度と割安感はない。 株価は年明けからは順調に下値を切り上げていたが、8月ごろから上昇トレンドから反転して安値を探りにいっている。 前回と状況はあまり変わっていないため、今回も同様に分売価格近辺での寄りで手数料負け程度と展開と読める。 特に銘柄的に参加するメリットもなく見送りが無難そう。 11/30追記: 発表日よりいくらか売り込まれており、分売価格はコロナショック以来の安値圏と一定の値ごろ感はある。 ただ流動性は改善しておらず、市況の先行きもいまひとつなことから同値近辺での寄りで旨味はないのではないか。 指標的にも割安感はなく、前回の分売後は底値を探り続けていることからするとあまり持ち続けたくはない。 |