大阪油化工業の立会外分売分析
銘柄名 | 【4124】 大阪油化工業 |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2021/11/24 (水) |
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予定期間 | 2021/12/02 (木) ~ 2021/12/08 (水) |
実施日 | 2021/12/02 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,118 円 |
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分売枚数 | 900 枚 | 前日終値 | 1,786 円 |
申込上限 | 5 枚 | 分売価格 | 1,732 円 |
PER | 25.15 倍 | 割引率 | -3.02 % |
PBR | 1.10 倍 | 発表日比 | -18.22 % |
株式情報
発行済株数 | 1,073,500 株 | 時価総額 | 1,859 百万円 |
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浮動株数 | 348,888 株 | 浮動株総額 | 604 百万円 |
分売株数 | 53,000 株 | 分売総額 | 92 百万円 |
前日出来高 | 68,500 株 | 出来高/分売数 | 129.25 % |
対株式数比 | 4.94 % | 浮動株比率 | 32.50 % |
対浮動株比 | 15.19 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は50枚、出来高200枚程度と流動性はまずまず。 2019年12月以来2年ぶり2回目の分売実施となっている。 数量と時期が一致することからしても前回同様に筆頭株主で会長の堀田哲平氏からの売却の可能性が高いと考えられる。 前期は増収増益で着地したものの、今期については売上高-3%、営業利益+2%とやや冴えない予想となっている。 年間配当は25円で利回りは1.4%ほど。株主優待はない。 PER24.4倍、PBR1.05倍の株価水準は市場平均並み。 株価は今年に入ってから反転しており、2,000-3,000円のレンジで取引されているが比較的ボラティリティは高い。 分売数量の絶対数は少ないものの、発行済株式からすると5%弱となるため需給への一定の影響はあるかもしれない。 ただ流動性はそれなりにあるため、これくらいの分売数量であれば前回のようにそれなりに利益の出る可能性が高い。 とりあえず当日までの流動性改善に期待するとしたい。 12/1追記: 発表日から15%近く売り込まれており、分売価格は過去半年間の安値圏と値ごろ感のある水準になっている。 流動性も向上しており、元から分売数量も少ないことを踏まえると前回のように一定の利益は見込めると思われる。 買い板の薄さがやや心許ないところだが、市況悪化などなければ基本的には参加方向ということで問題なさそう。 もっともこの枚数では深く考えたところで仕方ない。 |