アズマハウスの立会外分売分析
銘柄名 | 【3293】 アズマハウス |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2021/11/12 (金) |
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予定期間 | 2021/11/26 (金) ~ 2021/12/01 (水) |
実施日 | 2021/11/26 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,511 円 |
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分売枚数 | 700 枚 | 前日終値 | 1,519 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 1,459 円 |
PER | 7.39 倍 | 割引率 | -3.95 % |
PBR | 0.51 倍 | 発表日比 | -3.44 % |
株式情報
発行済株数 | 4,031,700 株 | 時価総額 | 5,882 百万円 |
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浮動株数 | 689,421 株 | 浮動株総額 | 1,006 百万円 |
分売株数 | 100,000 株 | 分売総額 | 146 百万円 |
前日出来高 | 5,300 株 | 出来高/分売数 | 5.30 % |
対株式数比 | 2.48 % | 浮動株比率 | 17.10 % |
対浮動株比 | 14.50 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は100枚、出来高30枚程度と流動性はやや低い。 特段このタイミングでの分売する必要性もなく、大株主からの売却目的と考えられる。同日に3月末日での株式分割を発表しており、流動性向上策の一環とも考えられる。 今期業績は売上高横ばい、営業利益+5%を見込んでおり、2Q時点では進捗率48%と概ね順調に推移している。 年間配当は70円で利回りは4.8%ほど。株主優待はない。 PER7.53倍、PBR0.38倍の株価水準は割安感がある。 株価はここ半年ほどは1,470-1,550円の上下5%非足らずの狭いレンジで取引されており、ボラティリティは非常に低い。 指標的に割安なだけでなく高配当でもあり、バリュー投資家好みで潜在的な買い需要が期待できるのではなかろうか。 類似案件ではオーウイルが似たような高配当バリュー株であり、当初予想よりも旺盛な買い需要で堅調な株価だった。 株式分割を同時発表していることで株価が上がりすぎないことと、もう少し流動性の向上に期待したい。 11/25追記: 特段釣り上げがあったわけではないにもかかわらず4%近い割引率での実施となっている点は評価できる。 分売価格も今年の年初来安値付近であり、指標的にも割安であることから下値リスクも限定的で参加しやすい。 この配当水準であれば普通に買っておきたいところで、あまり安く寄るようであれば買い増しも考慮に入れるとしたい。 |