滝沢ハムの立会外分売分析
銘柄名 | 【2293】 滝沢ハム |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、発行会社として検討した結果、立会外分売による発行会社株式の分布状況改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2021/11/11 (木) |
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予定期間 | 2021/11/25 (木) ~ 2021/11/30 (火) |
実施日 | 2021/11/25 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 3,110 円 |
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分売枚数 | 200 枚 | 前日終値 | 3,045 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 2,954 円 |
PER | 44.35 倍 | 割引率 | -2.99 % |
PBR | 1.62 倍 | 発表日比 | -5.02 % |
株式情報
発行済株数 | 2,102,000 株 | 時価総額 | 6,209 百万円 |
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浮動株数 | 454,032 株 | 浮動株総額 | 1,341 百万円 |
分売株数 | 42,800 株 | 分売総額 | 126 百万円 |
前日出来高 | 2,700 株 | 出来高/分売数 | 6.31 % |
対株式数比 | 2.04 % | 浮動株比率 | 21.60 % |
対浮動株比 | 9.43 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板は30枚、出来高は1桁程度と流動性に乏しい。 2007年以来、14年ぶり3回目の分売実施となっている。 株主構成からすると典型的なJASDAQ同族会社であり、流動性がなさすぎて処分できない大株主からの換金売りであろう。 今期業績は売上高ほぼ横ばい、営業利益5.1倍を見込んでいるが、2Q時点での進捗率は9%程度といまひとつ。 年間配当は20円で利回りは0.7%ほど。株主優待は3月権利で自社製品(食肉加工品詰合せ)2,500円相当の設定がある。 以前のカネ美食品のように株主優待月に大きく依存するチャートとなっており、4-12月ごろまでは軟調で年明けから3月にかけて上昇して権利落ちで暴落を繰り返している。 出来高の少ない値嵩株の類似案件としてはマサル、昴、はごろもフーズなどがあり、いずれも若干の利益か割れている。 すべては短期筋の参加者が多いかどうか次第が一番の需給要因で間違いなく、参加する層が多ければ回避が無難そう。 11/24追記: 値決め日の後場が出来高なしのザラバ引けとなっており、買い板を基準にすると実質割引率は1.7%と渋い。 流動性も改善しておらず、先日のはごろもフーズでさえも冴えない値動きとなっていることを踏まえると微妙そう。 流動性リスクを取ってまで参加する銘柄ではないため、優待目当てで3月まで放置の前提でなければ見送りが無難か。 |