ハウスフリーダムの立会外分売分析

銘柄名 8996】 ハウスフリーダム
市場 福証Qボード
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2021/11/10 (水)
予定期間 2021/11/17 (水) ~ 2021/11/19 (金)
実施日 2021/11/17 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 756 円
分売枚数 3,300 枚 前日終値 710 円
申込上限 20 枚 分売価格 689 円
PER 14.94 倍 割引率 -2.96 %
PBR 1.98 倍 発表日比 -8.86 %

株式情報

発行済株数 4,110,000 株 時価総額 2,832 百万円
浮動株数 361,680 株 浮動株総額 249 百万円
分売株数 200,000 株 分売総額 138 百万円
前日出来高 2,500 株 出来高/分売数 1.25 %
対株式数比 4.87 % 浮動株比率 8.80 %
対浮動株比 55.30 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに20枚程度と流動性に乏しい。

福証Qボードの分売は7年前のグランディーズ以来となる。

今期業績は前期の反動で売上高-4%、営業利益-41%と減収減益を見込んでおり、3Q時点では進捗率71%とまずまず。

年間配当は40円で利回りは5.8%ほど。株主優待はない。

PER9.26倍、PBR1.05倍の株価水準はやや割安感があるが、地方市場特有のディスカウントを加味すれば市場平均並み。

浮動株がかなり少ない上にこれだけ流動性に乏しい市場でこれだけの数量を分売で捌ききるのはさすがに無理がある。

札証のFUJIジャパンに近い結果になるのではなかろうか。

仮に割れないとすれば、売れ残りかもしくは地方市場特有の寄りまでに配分がないパターンくらいしか思いつかない。

ただ一方で配当利回りは5%を超える水準は魅力的なため、しばらく売らずに放置する目的であれば良さそう。

いずれにしても短期的な参加はあまり推奨できない。

11/16追記:

発表日から5%近く売り込まれており、分売価格は過去1年間の安値以下で節目の700円以下であり値ごろ感がある。

配当利回り5.8%の水準は高配当バリュー株投資家からすればバーゲンセール状態で一定の買い需要は期待できそう。

ただ福証案件は寄りまでに配分があるか微妙な線もあり、そのために寄りでは割れないが売れないリスクがある。

寄りの気配を見て判断ということができないためあえて微妙な評価としておくが意外と健闘するかもしれない。

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