ヒューマンホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 2415】 ヒューマンホールディングス
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2021/11/10 (水)
予定期間 2021/11/17 (水) ~ 2021/11/22 (月)
実施日 2021/11/17 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,173 円
分売枚数 10,700 枚 前日終値 1,040 円
申込上限 50 枚 分売価格 1,020 円
PER 11.21 倍 割引率 -1.92 %
PBR 8.69 倍 発表日比 -13.04 %

株式情報

発行済株数 10,987,200 株 時価総額 11,207 百万円
浮動株数 824,040 株 浮動株総額 841 百万円
分売株数 500,000 株 分売総額 510 百万円
前日出来高 31,600 株 出来高/分売数 6.32 %
対株式数比 4.55 % 浮動株比率 7.50 %
対浮動株比 60.68 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに300枚程度と流動性はまずまず。

支配株主等に関する事項についての開示通り、合算対象分も含めると社長の議決権所有割合が76.98%とのことであれば、スタンダード市場の流通株式比率要件は不適合となる。

そのため現在までに適合のリリースを出せておらず、今回の分売で4.55%を売却することで適合させようとみられる。

同日に通期業績予想を上方修正をしており、売上高は横ばいなものの営業利益は減益から増益予想に転換している。

年間配当は31.5円で利回りは3.1%ほど。株主優待はない。

PER6.50倍、PBR1.65倍の株価水準はやや割安感がある。

しばらくは900円前後で推移していたが、10月以降から上昇し始めて現在では1,100円を超える水準で取引されている。

指標的には買える水準にあるものの、現状の浮動株が多くない中で発行済株式の5%弱の分売となると需給的に厳しいか。

分売総額5億円規模というのも一巡まで上値は重そう。

テクニカル的にも現状の株価では下値不安があり、もう少し流動性向上と株価が落ち着かないと厳しいかもしれない。

11/16追記:

発表日から100円以上売り込まれてはいるが、流動性はまったく向上しておらずしかも割引率も非常に渋い。

本日のオープンドアと違って単価が安い&指標的に割安という要素はあるものの需給に打ち勝てると考えづらい。

かといって売れ残りが発生するとも思えず、節目の1,000円以下でないと買い需要はあまり期待できないのではないか。

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