テンアライドの立会外分売分析
銘柄名 | 【8207】 テンアライド |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2021/08/18 (水) |
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予定期間 | 2021/08/26 (木) ~ 2021/08/26 (木) |
実施日 | 2021/08/26 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 346 円 |
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分売枚数 | 4,300 枚 | 前日終値 | 316 円 |
申込上限 | 100 枚 | 分売価格 | 306 円 |
PER | - 倍 | 割引率 | -3.16 % |
PBR | 12.53 倍 | 発表日比 | -11.56 % |
株式情報
発行済株数 | 27,960,727 株 | 時価総額 | 8,556 百万円 |
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浮動株数 | 10,708,958 株 | 浮動株総額 | 3,277 百万円 |
分売株数 | 800,000 株 | 分売総額 | 245 百万円 |
前日出来高 | 592,600 株 | 出来高/分売数 | 74.08 % |
対株式数比 | 2.86 % | 浮動株比率 | 38.30 % |
対浮動株比 | 7.47 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は500枚、出来高200枚程度と流動性はまずまず。 分売投資家におなじみの常連テンアライドだったが最近は間が空いて、2016年以来5年ぶりに7回目の実施となっている。 前期中には一時債務超過となり社長の資産管理会社による増資で乗り切ったが、また債務超過も時間の問題といえる。 時価総額100億円もなくプライム市場脱落は決定的だが、スタンダード市場には十分問題なく増資直後に社長関係が売るとは考えづらいため持ち合い株式の売却だと考えられる。 赤字のため配当は無配だが、3,9月権利で株主優待飲食券1,000円分の設定があり、換金ベースの利回りは3.5%ほど。 今期業績は未定だが赤字の可能性が高いためPERは評価不可、前期末PBR11.4倍の株価水準は割高感がある。 株価は320-360円のレンジ相場で動いており、業績の割には株主優待が下支え効果を発揮しているものと思われる。 その代わりに優待権利月に向かっての値上がりと権利落ちが激しいため、9月権利日までに限り持ち越しも面白そう。 元から値幅がない上に最近は2.5%渋い割引率で利幅は5円あればいいとこのため、実にどうでもいい案件となりそう。 業種的にも持ち越してもいいこと無しのため、優待権利まで引っ張ってもいいがさっさと手仕舞いをした方が賢明そう。 8/25追記: 発表日から大きく売り込まれており、割引率も渋くなく分売価格は半年間の安値以下と評価できる値決め。 流動性も改善しており、買い板もそれなりにあるため利幅は大したことないが一定の利益は見込める案件になりそう。 低位株で下値リスクも限定的であるため、割に合う案件になるとは限らないが基本的には参加方向で良さそう。 |