カネ美食品の立会外分売分析
銘柄名 | 【2669】 カネ美食品 |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2021/08/16 (月) |
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予定期間 | 2021/08/25 (水) ~ 2021/08/27 (金) |
実施日 | 2021/08/25 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,993 円 |
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分売枚数 | 3,700 枚 | 前日終値 | 2,830 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 2,730 円 |
PER | 67.61 倍 | 割引率 | -3.53 % |
PBR | 1.38 倍 | 発表日比 | -8.79 % |
株式情報
発行済株数 | 10,000,000 株 | 時価総額 | 27,300 百万円 |
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浮動株数 | 1,980,000 株 | 浮動株総額 | 5,405 百万円 |
分売株数 | 153,900 株 | 分売総額 | 420 百万円 |
前日出来高 | 70,700 株 | 出来高/分売数 | 45.94 % |
対株式数比 | 1.54 % | 浮動株比率 | 19.80 % |
対浮動株比 | 7.77 % |
参加評価
分売評価 | A | ||
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評価コメント | 2021年2月に続き6ヶ月ぶり2回目の分売となっている。 保有株数の推移から第10位株主で前会長の三輪亮治氏が前回の分売で売却した残り全ての売却目的と分売と思われる。 以前から東証1部にいつでも行けそうな状態だったがずっとJASDAQに留まっている地方にありがちな同族会社というところからして、プライム市場への昇格意思は薄そう。 今期業績は売上高+3%、営業利益+194%とほぼ2期前以前の状態への復調を見込んでおり、1Q時点で黒字転換している。 年間配当は17円で利回りは0.5%ほど。株主優待として2,8月権利でセレクトグルメ配達便3,000円相当~の設定がある。 PER48.0倍、PBR1.13倍の株価水準はPERは割高感がある。 株価は中期的に3,000±1000円のレンジで値幅は限定的。 長期チャートを見ればわかるように株価はほとんど優待取りの需給に依存しており、権利落ちでの下落が優待価値を上回っているため絶対に優待権利日を持ち越してはいけない。 毎度の優待取りでは逆日歩銘柄として有名であり、前回の分売を上回る株数のため売り禁にならないことを祈るばかり。 売り禁さえならなければ前回のようにかなりの利益が安定して出る良い案件になる可能性が高く、ぜひ参加としたい。 8/24追記: 値決め日に売り込まれたにもかかわらず、前回同様の太っ腹の3.5%割引できりのいい100円引きは評価できる。 分売価格はコロナショックからの戻し最中以来の安値圏であり、過去のチャートからもかなりの値ごろ感がある。 幸いにして注意喚起止まりで売り禁になっていないため空売りも比率的に上出来な量が入っており、これであれば前回同様にかなりの利幅が期待できる案件となりそう。 優待権利も近いことから需給も好調であり、優待権利を持ち越さない限りはほぼリスクなく利益が狙えるのではないか。 |