九州リースサービスの立会外分売分析

銘柄名 8596】 九州リースサービス
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 分売人より一定数量の売却意向があり、発行会社として検討した結果、立会外分売による発行会社株式の分布状況改善及び流動性の向上を図るため。

なお、株式市場の急激な変動等により実施が困難となった場合には、中止又は延期する可能性があります。

スケジュール

発表日 2021/08/10 (火)
予定期間 2021/08/19 (木) ~ 2021/08/23 (月)
実施日 2021/08/19 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 637 円
分売枚数 21,400 枚 前日終値 554 円
申込上限 100 枚 分売価格 532 円
PER 6.76 倍 割引率 -3.97 %
PBR 0.92 倍 発表日比 -16.48 %

株式情報

発行済株数 25,952,374 株 時価総額 13,807 百万円
浮動株数 3,269,999 株 浮動株総額 1,740 百万円
分売株数 1,124,000 株 分売総額 598 百万円
前日出来高 600,400 株 出来高/分売数 53.42 %
対株式数比 4.33 % 浮動株比率 12.60 %
対浮動株比 34.37 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は50枚、出来高150枚程度と流動性はあまり高くない。

2017年以来4年ぶり3回目の分売実施となっている。

直近の有報で第4位株主のロイヤルホールディングスが保有する株数と一致しているため、同社からの売却と考えられる。

現在の流通株式時価総額は70億円程度しかないため、この分売をしたところでプライム市場残留は困難と見られる。

なお新TOPIX除外インパクト上位銘柄のリストにあるとの報道が7月上旬に出てからは売り込まれており、流通株式比率を上げようとするほど株価下落になる悪循環が見込まれる。

今期業績は売上高+2%、営業利益-19%の減益予想だが、1Q時点では売上高-34%、営業利益-25%と先行きは厳しい。

年間配当は16.5円で利回りは3.0%ほど。株主優待は3月権利でクオカード1,000円分の設定があり総合利回り5.0%ほど。

PER6.36倍、PBR0.38倍の株価水準は割安感がある。

株価は3月に一時700円台に急騰してからは一貫して下落基調にあり、現在では600円台前半まで売り込まれている。

貸借銘柄ではあるが発行済株式の4.3%、7億円規模の分売となると一定の需給悪化は必至で上値は重いかもしれない。

一方で600円以下まで売り込まれれば中期的な底値圏もあってある程度は反発が期待できるところ。

あまり売り込まれすぎると中止や踏み上げリスクがあるが、無難に空売りを入れてのサヤ抜き前提としておきたい。

8/18追記:

発表日から年初来安値を更新して大幅に売り込まれており、分売価格は過去1年間の安値以下と値ごろ感はある。

加えて想定外の割引率4%と太っ腹な案件であり、分売価格ではバリュー株的な割安感がかなり出ている。

テクニカル的にも明らかに売られすぎな水準にあり、優待も含めた利回りを考えるとこれ以上の下押しは考えづらい。

惜しいのはここ数日連続の分売で当日中の売り圧力が強そうなところではあるが、空売りもそれなりに入っていることからショートカバーと合わせて一定の実需が期待できそう。

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