グランディハウスの立会外分売分析
銘柄名 | 【8999】 グランディハウス |
---|---|
市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るために行うものです。 |
スケジュール
発表日 | 2021/08/10 (火) |
---|---|
予定期間 | 2021/08/18 (水) ~ 2021/08/20 (金) |
実施日 | 2021/08/18 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 498 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 23,000 枚 | 前日終値 | 460 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 447 円 |
PER | 6.96 倍 | 割引率 | -2.83 % |
PBR | 0.53 倍 | 発表日比 | -10.24 % |
株式情報
発行済株数 | 30,823,200 株 | 時価総額 | 13,778 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 2,959,027 株 | 浮動株総額 | 1,323 百万円 |
分売株数 | 950,000 株 | 分売総額 | 425 百万円 |
前日出来高 | 340,200 株 | 出来高/分売数 | 35.81 % |
対株式数比 | 3.08 % | 浮動株比率 | 9.60 % |
対浮動株比 | 32.11 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
---|---|---|---|
評価コメント | 板・出来高ともに500枚以上と流動性は高い。 同日にプライム市場への適合状況について現状では不適合との開示が出ている通り、このままでは残留は厳しい。 そのため流通株式時価総額向上のため今回の分売実施になったと思われるが、それだけでは劇的に向上は見込めない。 現状の株価が上昇した状態で90億円程度ということであれば、もう1回くらい同等規模の分売が必要かもしれない。 通期業績を上方修正しており、今期は売上高+11%、営業利益+39%と大幅な反発で過去最高益も見える。 年間配当は24円で利回りは5.3%ほど。株主優待はない。 PER6.54倍、PBR0.574の株価水準は割安感があるが、景気連動のある不動産業を踏まえるとそこまで割安でもない。 株価は400-500円のレンジ相場だったが、先日の1Q決算発表を好感して急騰しており短期的にやや過熱感がある。 貸借銘柄で流動性は十分あって業績も良い銘柄のため、このくらいの分売数量であれば十分にこなせそう。 あまり利幅は望めないが、気軽に参加できて配分もされやすく安定した利益が見込める案件になるのではないか。 できれば400円台前半くらいまで売り込まれると尚良い。 8/17追記: 発表後にある程度は売り込まれており、これくらいであれば過熱感もなくなってテクニカル的にも底値感がある。 ただ値決め日にやや釣り上がっているのと割引率と値幅の渋さからして、リスクはないが利幅は取れて限定的といえる。 指標的な割安さと高配当から一定の実需はありそうだが、買い戻し一巡後が上値は重くなる可能性がある。 |