ヴィッツの立会外分売分析

銘柄名 4440】 ヴィッツ
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 流通株式比率の向上を目的として、当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るために行うものです。

スケジュール

発表日 2021/07/12 (月)
予定期間 2021/07/21 (水) ~ 2021/07/28 (水)
実施日 2021/07/21 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,038 円
分売枚数 2,000 枚 前日終値 1,851 円
申込上限 3 枚 分売価格 1,799 円
PER 305.48 倍 割引率 -2.81 %
PBR 10.53 倍 発表日比 -11.73 %

株式情報

発行済株数 4,141,400 株 時価総額 7,450 百万円
浮動株数 935,956 株 浮動株総額 1,684 百万円
分売株数 80,000 株 分売総額 144 百万円
前日出来高 97,000 株 出来高/分売数 121.25 %
対株式数比 1.93 % 浮動株比率 22.60 %
対浮動株比 8.55 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに200枚程度と流動性はそれなりにある。

2020年7月以来1年ぶり3回目の分売実施となっている。

昨年マザーズから東証1部に市場変更しているものの、流通株式時価総額が大幅未達によりプライム市場への移行は困難。

とはいえスタンダード市場への移行には問題ないため、分売目的の流通株式比率はあまり意味がないものかもしれない。

同日に通期業績予想を上方修正しているが、それでもなお売上高-3%、営業利益-19%と減益方向には変わりない。

年間配当は6円で利回りは0.3%ほど。株主優待はない。

PER39.7倍、PBR3.90倍の株価水準はやや割高感がある。

6月24日付けで貸借銘柄に選定されている。

過去2回の分売ともに割引率4%と太っ腹であり、引け際まで持ち越せば1万円近い利益が狙えた優良案件であった。

今回も分売数量は僅かであり、需給インパクトもほとんどなく安定してそれなりの利益が狙えるのではないかと思われる。

7/20追記:

発表日から200円程度売り込まれており、分売価格は過去1年間の安値以下と値ごろ感のある株価となっている。

前回ほど割引率がないのは惜しいところだが、流動性も向上しておりこの分売数量での需給面での不安はないが、証金ベースでは買い長になっているためどこまで買い戻しがあるか。

今回もそれなりの利益は安定的に狙えるため、当初の予定通り参加方針としておきたい。

ただ長期では下落トレンドであることを踏まえると持ち越しはスイング程度に留めておくのが無難かもしれない。

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