ファンペップの立会外分売分析
銘柄名 | 【4881】 ファンペップ |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2021/06/16 (水) |
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予定期間 | 2021/06/24 (木) ~ 2021/06/28 (月) |
実施日 | 2021/06/24 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 467 円 |
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分売枚数 | 3,300 枚 | 前日終値 | 425 円 |
申込上限 | 100 枚 | 分売価格 | 412 円 |
PER | -10.65 倍 | 割引率 | -3.06 % |
PBR | 2.61 倍 | 発表日比 | -11.78 % |
株式情報
発行済株数 | 17,157,300 株 | 時価総額 | 7,069 百万円 |
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浮動株数 | 1,544,157 株 | 浮動株総額 | 636 百万円 |
分売株数 | 520,000 株 | 分売総額 | 214 百万円 |
前日出来高 | 220,300 株 | 出来高/分売数 | 42.37 % |
対株式数比 | 3.03 % | 浮動株比率 | 9.00 % |
対浮動株比 | 33.68 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高とも1,000枚程度と流動性は非常に高い。 2020年12月に東証マザーズに上場しており、上場から180日間経過したことで大株主のロックアップが解除となる。 このタイミングでの分売となると当然大株主からの換金売り目的とみて間違いないだろうと考えられる。 赤字バイオのため当然無配で株主優待もない。 PERはマイナスで評価不可、PBR1.93倍は市場平均並み。 株価は上場から下落傾向で公募価格650円を割り込んでからは400円まで下落後に下げ止まっているようにも見える。 流動性だけを見れば低位株効果も相まって捌けなくもなさそうだが、良くて同値近辺と参加メリットが見当たらない。 当然ながらバイオベンチャー株のため中長期で万人におすすめできる銘柄ではなく、あまり持ち続けたくはない。 業種と規模感的には過去のメディシノバ・インクを連想するところだが、あちらもほぼ利益が出ない展開だった。 不人気故に配分はされやすいかもしれないが利益が出ても限定的なため、面倒なら見送ってしまっても問題なさそう。 6/23追記: 発表日からいくらかは売り込まれているものの、株価はあまり底値圏という感じでもなく指標的に安くもない。 流動性はそれなりにはあるが、赤字バイオ株にテクニカル的な指標もなくロックアップ解除に伴う売り圧力を鑑みると下抜けをするとどこまで下がるかも想定しづらい。 大株主の取得単価がタダ同然というところを見ると、特に売り圧力には警戒が必要だと考えられる。 おそらく寄りは分売価格前後で吹けば飛ぶような利益が精々だと思われるため、寄りの気配を見て不参加前提としたい。 |