ビーアンドピーの立会外分売分析
銘柄名 | 【7804】 ビーアンドピー |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は2019年7月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第二部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております。
今回の立会外分売は、その形式基準の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図ることを目的として行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2021/06/10 (木) |
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予定期間 | 2021/06/18 (金) ~ 2021/06/23 (水) |
実施日 | 2021/06/18 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,204 円 |
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分売枚数 | 1,800 枚 | 前日終値 | 1,160 円 |
申込上限 | 5 枚 | 分売価格 | 1,125 円 |
PER | 18.22 倍 | 割引率 | -3.02 % |
PBR | 2.54 倍 | 発表日比 | -6.56 % |
株式情報
発行済株数 | 2,300,000 株 | 時価総額 | 2,588 百万円 |
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浮動株数 | 301,300 株 | 浮動株総額 | 339 百万円 |
分売株数 | 100,000 株 | 分売総額 | 113 百万円 |
前日出来高 | 23,800 株 | 出来高/分売数 | 23.80 % |
対株式数比 | 4.35 % | 浮動株比率 | 13.10 % |
対浮動株比 | 33.19 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに150枚程度と流動性はまずまず。 2021年4月以来、2ヶ月ぶり2回目の分売実施となっている。 前回同様に東証2部上場を目的とした分売となっており、また社長の資産管理会社からの売却と考えられる。 計2回の分売で流通株式比率が9%増加するため、最近の株価上昇も相まって流通株式時価総額10億円は達成できそう。 今期業績は売上高+8%、営業利益+23%を見込んでおり、2Q時点では減収減益だが進捗率は58%と当初の計画通り。 年間配当は26円で利回りは2.2%ほど。株主優待はない。 PER14.4倍、PBR0.99倍の株価水準は市場平均並み。 株価は前回の分売後は1,050円前後で推移していたが、先日の2Q決算を好感して1,100円の抵抗線を上抜けしている。 発行済株式に占める分売数量は多いが、流動性もあるためこれくらいの分売数量であれば十分に捌けそう。 前回もそれなりの利益が出たことから、今回同様に安定した利益が期待できる案件になるものと思われる。 テクニカル的には少し過熱感もあるので、もう少し値決めが安く決まってくれるとありがたいところ。 6/17追記: いくらか売り込まれてはいたが、値決め日の引けにかけて買い上げられており危うく実質割引率1%になるところだった。 1,150円以下の買い需要はあるため一定の利益は出そうだが、流動性もさほど向上しておらず当初想定より期待薄か。 最近が堅調な分売続きということもあって大引けで釣り上がると今後の分売では誰も得しないため、公益性のためにこの銘柄は生贄にできるだけ利益が出ないことが望ましい。 |