明豊ファシリティワークスの立会外分売分析

銘柄名 1717】 明豊ファシリティワークス
市場 東証1部
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり、発行会社として検討した結果、株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2021/06/03 (木)
予定期間 2021/06/10 (木) ~ 2021/06/10 (木)
実施日 2021/06/10 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 871 円
分売枚数 800 枚 前日終値 851 円
申込上限 10 枚 分売価格 828 円
PER 74.29 倍 割引率 -2.70 %
PBR 3.54 倍 発表日比 -4.94 %

株式情報

発行済株数 12,775,900 株 時価総額 10,578 百万円
浮動株数 2,286,886 株 浮動株総額 1,894 百万円
分売株数 150,000 株 分売総額 124 百万円
前日出来高 111,200 株 出来高/分売数 74.13 %
対株式数比 1.17 % 浮動株比率 17.90 %
対浮動株比 6.56 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに1000枚程度と流動性は非常に高い。

2017年以来4年ぶり2回目の分売実施となっている。

東証1部だが時価総額わずか110億円程度のためとてもプライム市場残留は困難で単純に大株主からの売却と思われる。

今期業績は売上高・営業利益ともに横ばいを見込んでいる。

年間配当は28円で配当利回りは3.4%ほど。株主優待はない。

PER14.8倍、PBR2.41倍の株価水準は市場平均並み。

株価はしばらく600-700円のレンジ相場だったが、4月の通期業績予想の上方修正・増配を期に上にブレイクしている。

分売数量は1日の出来高と大差ないため分売で捌かなくても良いような気もするが、需給不安はないのはありがたい。

前回はこの3倍以上の数量だったがそれなりに利益は出ているため、今回も同様に安定した利益が期待できそう。

テクニカル的にはやや過熱感もあるため、もう少し落ち着いたところでの値決めになってくれるとありがたい。

6/9追記:

発表日からはやや売り込まれたが、アップティックで引けているため実質的な割引率は2.4%というのは惜しい。

だが分売数量を支え切るには十分な買い板があり、流動性も申し分ないため当初の予定通り積極的に参加したい。

下値リスクも限定的でまず分売価格を割る可能性もないため、高寄りしすぎなければしばらく持ち越しも面白そう。

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