ヤマザキの立会外分売分析
銘柄名 | 【6147】 ヤマザキ |
---|---|
市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の分布状況改善および流動性向上を目的とするものです。 |
スケジュール
発表日 | 2021/05/19 (水) |
---|---|
予定期間 | 2021/05/26 (水) ~ 2021/05/28 (金) |
実施日 | 2021/05/26 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 449 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 2,500 枚 | 前日終値 | 458 円 |
申込上限 | 30 枚 | 分売価格 | 445 円 |
PER | 103.53 倍 | 割引率 | -2.84 % |
PBR | 5.56 倍 | 発表日比 | -0.89 % |
株式情報
発行済株数 | 4,579,000 株 | 時価総額 | 2,038 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 430,426 株 | 浮動株総額 | 192 百万円 |
分売株数 | 200,000 株 | 分売総額 | 89 百万円 |
前日出来高 | 1,000 株 | 出来高/分売数 | 0.50 % |
対株式数比 | 4.37 % | 浮動株比率 | 9.40 % |
対浮動株比 | 46.47 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
---|---|---|---|
評価コメント | 板・出来高ともに30枚程度と流動性は低い。 2020年9月以来8ヶ月ぶり2回目の分売実施となっている。 当面は緩和基準が適用されるが新スタンダード市場の流通株式時価総額10億円に半分も届いておらず、1億円弱の分売では焼け石に水感はあるが流通株式数を増やすためとみられる。 前期は大幅減益と赤字転落で着地したが、今期もなんとか黒字浮上はするものの利益は1億円みまんと冴えない。 年間配当は10円で利回りは2.2%ほど。株主優待はない。 PER54.8倍、PBR1.11倍の株価水準は割高感がある。 株価は420-460円の比較的狭いレンジで安定している。 前回はこの1/4の数量の500枚足らずでも同値近辺で手数料負けだったことを踏まえると参加メリットがない。 ただでさえ10円少々のサヤしかないことを踏まえると仮に利益が出てもしれているため時間と手間の無駄と言える。 見るだけにしても特に面白みもなさそうなので、最初からなかったものとしてスルーしておくこととしたい。 5/25追記: 発表日より何故か株価は上昇しており、しかも値決め日は不自然にアップティックの買いで引けているのが怪しい。 そのため買い板を基準にすると実質ディスカウントは1円とただでさえないサヤがまったくなくなっている。 これが利益になりそうにないのは明白として、むしろこの条件でどれだけの参加者がいるのかを見届けることとしたい。 奇しくもカタカナ4文字銘柄同士の分売が同日ということで、勘違いで間違えて申し込むという需要は発生しそう。 |