一正蒲鉾の立会外分売分析
銘柄名 | 【2904】 一正蒲鉾 |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2021/05/14 (金) |
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予定期間 | 2021/05/25 (火) ~ 2021/05/27 (木) |
実施日 | 2021/05/25 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,216 円 |
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分売枚数 | 7,300 枚 | 前日終値 | 951 円 |
申込上限 | 100 枚 | 分売価格 | 922 円 |
PER | 18.67 倍 | 割引率 | -3.05 % |
PBR | 2.98 倍 | 発表日比 | -24.18 % |
株式情報
発行済株数 | 18,590,000 株 | 時価総額 | 17,140 百万円 |
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浮動株数 | 1,524,380 株 | 浮動株総額 | 1,405 百万円 |
分売株数 | 914,700 株 | 分売総額 | 843 百万円 |
前日出来高 | 427,500 株 | 出来高/分売数 | 46.74 % |
対株式数比 | 4.92 % | 浮動株比率 | 8.20 % |
対浮動株比 | 60.00 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに100枚以下と流動性はやや低い。 2014年以来7年ぶり2回目の分売実施となっている。 おそらくはプライム市場への移行も絡めて期末の流通株式時価総額100億円を維持するための分売の可能性が高い。 上位10位だけを見ても正確に判断がつかないが、おそらくは事業法人の多数の持ち合い株式があるためと思われる。 今期業績は売上高・営業利益とも横ばい予想と渋いが、3Q時点で既に通期予想を達成しており上振れ公算が高い。 年間配当は10円で利回りは0.8%ほど。株主優待は6月権利で株数に応じて自社製品1,000円分~の設定がある。 PER17.0倍、PBR1.52倍の株価水準は市場平均並み。 前回はこの1/3の数量だったが分売価格を割れている。 現在では貸借銘柄になっていることを踏まえると需給的にはこなせそうだがさすがに分売総額11億円は上値が重い。 株価は手が出しやすい価格帯のためあまり酷い結果にもならないと思われるが、分売数量の過大感は抜けきれないため分売価格近辺での寄り付きであまり旨味もなさそう。 もう少し流動性の向上と空売りが積み上がることを前提に、ヘッジを入れてサヤ抜き前提での参加としたい。 5/24追記: 発表翌日からいきなり2割近く売り込まれており、分売価格は過去1年間の安値圏と非常に値ごろ感がある。 ただこれだけいきなり下落していると中止懸念からのショートカバーにより空売りはそれほど入っているとは言い難い。 値ごろ感からの買い戻しで分売価格割れまではなさそうだが、短期筋の参加者が多いと上値は重いかもしれない。 規模感の近い先日のアドバンスクリエイトよりは若干弱いかなというくらいのつもりで想定しておきたい。 |