エンビプロ・ホールディングスの立会外分売分析
銘柄名 | 【5698】 エンビプロ・ホールディングス |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 留保金課税の対象となる特定同族会社の認定を外すことを目的とするものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2021/05/14 (金) |
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予定期間 | 2021/05/24 (月) ~ 2021/05/27 (木) |
実施日 | 2021/05/24 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,065 円 |
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分売枚数 | 1,000 枚 | 前日終値 | 1,016 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 991 円 |
PER | 16.90 倍 | 割引率 | -2.46 % |
PBR | 1.29 倍 | 発表日比 | -6.95 % |
株式情報
発行済株数 | 15,051,227 株 | 時価総額 | 14,916 百万円 |
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浮動株数 | 3,085,502 株 | 浮動株総額 | 3,058 百万円 |
分売株数 | 140,000 株 | 分売総額 | 139 百万円 |
前日出来高 | 1,086,700 株 | 出来高/分売数 | 776.21 % |
対株式数比 | 0.93 % | 浮動株比率 | 20.50 % |
対浮動株比 | 4.54 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は400枚、出来高1,000枚以上と流動性は高い。 一見すると特定同族会社に該当しないように見えるが、過去の開示に出ている佐野文勝氏他9名および資産管理会社の持ち分を合算すると特定同族会社に該当している。 わずかに議決権の50%を超過しているだけのため、今回の少量の分売をすることで留保金課税の対象からは外れる。 通期業績予想の上方修正と増配を発表しており、今期業績は売上高+19%、営業利益+143%と驚異的に成長している。 年間配当は25円で利回りは2.5%ほど。株主優待は6月権利に1年以上200株保有でクオカード2,000円分の設定がある。 PER11.3倍、PBR1.25倍の株価水準はやや割安感がある。 株価は好業績によって牽引される形で年初の600円台から現在は1,000円超えまで徐々に下値を切り上げており、綺麗な右肩上がりのチャートになっている。 直近は節目の1,000円割れが底値として意識され、中期投資向けには程よい押し目の形成になりそうな気もする。 分売数量は通常時の1日の出来高以下であり、指標的にもまだ十分割安であるため安定した利益が見込めそう。 好業績を受けての押し目買い需要が強く、ファンダ的にも良い銘柄ではあるのであまり短期で売らなくても売りが一巡すれば6月権利に向けてのスイングも面白そう。 5/21追記: 発表後に大幅に売り込まれたが反発後また急落して節目の1,000円割れの分売価格は値ごろ感がある。 流動性も大幅に向上しており、買い板も十分厚いことからこの分売数量であればさほど問題なくこなせそう。 指標的にも十分割安な水準であり、短期でも中期でも安定した利益が見込めるため積極的に参加方向としたい。 |