アドバンスクリエイトの立会外分売分析
銘柄名 | 【8798】 アドバンスクリエイト |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 今回の立会外分売は、当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上を図ることを目的としたものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2021/05/14 (金) |
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予定期間 | 2021/05/21 (金) ~ 2021/05/25 (火) |
実施日 | 2021/05/21 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,032 円 |
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分売枚数 | 19,100 枚 | 前日終値 | 854 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 829 円 |
PER | 34.60 倍 | 割引率 | -2.93 % |
PBR | 5.29 倍 | 発表日比 | -19.67 % |
株式情報
発行済株数 | 22,201,400 株 | 時価総額 | 18,405 百万円 |
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浮動株数 | 2,841,779 株 | 浮動株総額 | 2,356 百万円 |
分売株数 | 951,000 株 | 分売総額 | 788 百万円 |
前日出来高 | 787,500 株 | 出来高/分売数 | 82.81 % |
対株式数比 | 4.28 % | 浮動株比率 | 12.80 % |
対浮動株比 | 33.46 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに400枚程度と流動性はやや高い。 生損保代理店だけあって株主構成には各保険会社が並んでいるが故に新基準ではこれらは流通株式からすべて除外されるため、流通株式時価総額100億円を割り込んでいる。 信用第一の業種的にプライム市場に留まるためには当然流通株式数を増やす必要があり分売実施になったと考えられる。 今期業績は売上高+14%、営業利益+52%を見込んでおり、2Q時点での進捗率は67%と好調に推移している。 年間配当は30円で利回りは3.6%ほど。株主優待は9月権利で2,500円相当のカタログギフトの設定がある。 PER16.3倍、PBR3.18倍の株価水準は市場平均並み。 株価は900-1,100円のレンジ相場で推移しており、通常時は比較的ボラティリティは低く安心感があり直近底値としては900円近辺のラインが意識されそうなところ。 流動性はそこそこあるが10億円規模の分売となると一時的には需給悪化は否めないため当面の上値は重そう。 とりあえず貸借銘柄ではあるが実施までが短いため空売りがどこまで積み上がるか次第といったところか。 単体ではあまり利幅は期待できないため、あらかじめ空売りを入れる前提での参加方針としておきたい。 5/20追記: 発表日から15%以上下落しており、分売価格はコロナショック後の過去1年間の安値圏と値ごろ感がある。 テクニカル的にもほぼ底値圏であり、売りが一巡するまでは上値は重いかもしれないが一定の利益は望めそう。 空売りもそれなりに入っているため、下値リスクも限定的で配分されやすく気軽に参加方向で問題なさそう。 |