ピエトロの立会外分売分析
銘柄名 | 【2818】 ピエトロ |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2021/05/14 (金) |
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予定期間 | 2021/05/26 (水) ~ 2021/05/28 (金) |
実施日 | 2021/05/26 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,798 円 |
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分売枚数 | 2,300 枚 | 前日終値 | 1,647 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 1,598 円 |
PER | 53.20 倍 | 割引率 | -2.98 % |
PBR | 5.03 倍 | 発表日比 | -11.12 % |
株式情報
発行済株数 | 6,257,230 株 | 時価総額 | 9,999 百万円 |
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浮動株数 | 2,252,603 株 | 浮動株総額 | 3,600 百万円 |
分売株数 | 120,000 株 | 分売総額 | 192 百万円 |
前日出来高 | 94,200 株 | 出来高/分売数 | 78.50 % |
対株式数比 | 1.92 % | 浮動株比率 | 36.00 % |
対浮動株比 | 5.33 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は100枚、出来高50枚以下と流動性はやや低い。 2015年以来5年ぶり2回目の分売実施となっている。 前回以降に東証1部に指定替えしていたが、現状時価総額100億円足らずではプライム市場に移行することはまず困難。 株主構成的には会長一族からの資産管理会社か持ち合い株式の処分といった単純な売却目的であろうか。 今期業績は売上高+2%、営業利益+13%と微増予想となっており、3Q時点での進捗率は81%と概ね順調そう。 年間配当は23円で利回りは1.4%ほど。株主優待として3月権利で自社商品詰合せ(ドレッシング等)の設定がある。 PER31.9倍、PBR1.76倍の株価水準はやや割高感がある。 株価は3月にかけて2,000円近くまで上昇していたが、現在では天井をうって反落しており1,700円台を割れている。 底値目処としては中期的に1,700円を割り込む水準で値決めされてくると値ごろ感が出て参加しやすいところ。 前回は同値近辺の微妙案件だったが、貸借銘柄になったことでさすがにこの数量であればまったく問題なく捌けそう。 あまり板が厚いとはいえないため、もう少し当日までに空売りの積み上がりと流動性向上に期待することとしたい。 5/25追記: 発表翌日には大幅に窓を開けて下落したが、さすがに売られすぎと判断されたのか100円近くは買い戻されている。 しかし空売り残高は十分入っており、分売価格の1,600円割れという水準は過去1年の安値圏と値ごろ感がある。 流動性や買い板も十分に厚くなっており、これだけの分売数量であれば問題なく捌ききれて安定した利益が期待できる。 下値は底堅そうなので短期勝負にしても持ち越して1,700円付近までの戻りに期待するのも面白そうかもしれない。 |