タスキの立会外分売分析
銘柄名 | 【2987】 タスキ |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2021/05/12 (水) |
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予定期間 | 2021/05/20 (木) ~ 2021/05/24 (月) |
実施日 | 2021/05/20 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,047 円 |
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分売枚数 | 1,900 枚 | 前日終値 | 1,887 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 1,830 円 |
PER | 41.76 倍 | 割引率 | -3.02 % |
PBR | 32.66 倍 | 発表日比 | -10.60 % |
株式情報
発行済株数 | 5,340,000 株 | 時価総額 | 9,772 百万円 |
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浮動株数 | - 株 | 浮動株総額 | - 百万円 |
分売株数 | 265,000 株 | 分売総額 | 485 百万円 |
前日出来高 | 48,500 株 | 出来高/分売数 | 18.30 % |
対株式数比 | 4.96 % | 浮動株比率 | - % |
対浮動株比 | - % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに150枚程度と流動性はまずまず。 2020年10月に東証マザーズに上場しており、上場後の株主構成が判らないため断定はできないが、特定同族会社に該当することになったため9月の決算期前までに会長の保有株を6%程度売却して留保金課税の対象から外す目的がありそう。 4月に上場から180日経過でのロックアップ解除されたためこのタイミングでの実施となったのは妥当と思われる。 今期業績は売上高+30%、営業利益+50%と大幅増益を見込んでおり、2Q時点の進捗率も53%と概ね順調そう。 年間配当は30円で利回りは1.6%ほど。株主優待はない。 PER18.4倍、PBR4.25倍の株価水準はPBRは割高感がある。 株価は上場ゴールのようなチャートで上場日からずっと下落し続けており高値の1/3近くにまでなってしまっている。 上場後の浮動株比率が不明なためなんとも言えないが、5%近くの分売はさらに需給悪化で底なし沼になる可能性もあってあくまでも短期勝負に留めておくのが無難と思われる。 先日のフロンティアインターナショナルでさえなんとかなったことを踏まえるとそこまで酷い結果にはならなそうだが、短期筋が増えるとあまり期待はできない。 もう少し流動性の向上と値決め次第での判断としたい。 5/19追記: 発表日にはいくらか下落していたが、値決め日の引け際わずか30分で50円近く釣り上がっているのはいただけない。 流動性も大して改善しておらず、まだ値決めがマシならありだったかもしれないがさすがにこれでは厳しそう。 分売価格は前日安値より高いこともあって当日の寄り付きもその近辺がいいところではないだろうか。 売れ残りで浮上の可能性もなくはないので、誰も参加しないのなら打診で突撃も手ではあるがあまり推奨しない。 |