ウイン・パートナーズの立会外分売分析

銘柄名 3183】 ウイン・パートナーズ
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2021/03/05 (金)
予定期間 2021/03/12 (金) ~ 2021/03/17 (水)
実施日 2021/03/12 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,297 円
分売枚数 4,300 枚 前日終値 1,061 円
申込上限 30 枚 分売価格 1,030 円
PER 30.40 倍 割引率 -2.92 %
PBR 14.37 倍 発表日比 -20.59 %

株式情報

発行済株数 30,503,310 株 時価総額 31,418 百万円
浮動株数 1,464,159 株 浮動株総額 1,508 百万円
分売株数 800,000 株 分売総額 824 百万円
前日出来高 559,200 株 出来高/分売数 69.90 %
対株式数比 2.62 % 浮動株比率 4.80 %
対浮動株比 54.64 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに300枚程度と流動性は高い。

三菱UFJ銀行の保有株式数80万株と一致することから、期末を前に政策保有株式の売却目的だと考えられる。

今期業績は売上高-8%、営業利益-24%の減益を見込んでおり、3Q時点での進捗率は73%と概ね予定通りに着地しそう。

年間配当は34円で利回りは3.3%ほど。株主優待は3月権利でクオカード1,000円分の設定があり、総合利回り4.2%ほど。

PER21.5倍、PBR1.44倍の株価水準は市場平均並み。

株価は1,100-1,300円のレンジ相場だが現在はほぼ上限位置になってあまり値ごろ感のある株価ではない。

久々の東証1部貸借銘柄の分売とあって需給面での心配もなく配分もされやすく安定した利益が期待できそうな案件。

指標的にも割高感はなく3月末の配当と優待権利取り需要もあるため短期でもスイングしてみても面白そう。

もう少し流動性の改善と1,150円くらいまで空売りが積み上がっていてくれるとありがたいところ。

3/11追記:

発表から大きく売り込まれており、分売価格は過去5ヶ月の安値以下と値ごろ感のある設定になっている。

流動性も大きく改善しており空売りもそこそこ積み上がっているため需給的には特に問題なく参加でよさそう。

株価は底値圏で3月優待取り需要もあるため、比較的下値リスクも限定的で安心して参加しやすいのではないか。

ただ中止懸念もあって引けである程度返済されてしまっているため、あまり期待はしない方が良いかもしれない。

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