ブルボンの立会外分売分析
銘柄名 | 【2208】 ブルボン |
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市場 | 東証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2021/03/01 (月) |
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予定期間 | 2021/03/09 (火) ~ 2021/03/11 (木) |
実施日 | 2021/03/09 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,165 円 |
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分売枚数 | 1,600 枚 | 前日終値 | 2,072 円 |
申込上限 | 30 枚 | 分売価格 | 2,010 円 |
PER | 18.29 倍 | 割引率 | -2.99 % |
PBR | 2.64 倍 | 発表日比 | -7.16 % |
株式情報
発行済株数 | 27,700,000 株 | 時価総額 | 55,677 百万円 |
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浮動株数 | 2,465,300 株 | 浮動株総額 | 4,955 百万円 |
分売株数 | 200,000 株 | 分売総額 | 402 百万円 |
前日出来高 | 112,800 株 | 出来高/分売数 | 56.40 % |
対株式数比 | 0.72 % | 浮動株比率 | 8.90 % |
対浮動株比 | 8.11 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は250枚、出来高50枚程度と流動性は高くはない。 2016年5月以来5年ぶり3回目の分売実施となっている。 株主構成を見ればよくありがちな地方の同族会社であり、形式要件上は新基準でもいつでも東証1部に指定替えできそうなところだが、会社側にその意志は薄いとみられる。 今期業績は売上高+1%、営業利益+23%と増収増益を見込んでおり、3Q時点での進捗率は76%と順調そう。 年間配当は24円で利回りは1.2%ほど。 株主優待は9月権利で自社商品詰合せ(菓子・飲料等)の設定があるが、3月から継続保有の株主のみ対象である。 PER20.1倍、PBR0.98倍の株価水準は市場平均並み。 株価は11月頃から綺麗な上昇基調のチャートとなっており、2,300円で天井を付けてからは2,100円台で推移している。 分売数量は絶対的には多すぎるということはないが、流動性が不足しているためこのままでは微妙かもしれない。 当日までにもう少し流動性が改善するようであれば打診程度に参加を検討することとしたい。 3/8追記: 多少は売り込まれているが、相変わらず買い板はスカスカで心許なく3%の割引率でも魅力的ではない。 分売価格は過去1ヶ月間の安値近辺だが、2月に天井を付けてからの下降局面のチャートがあまり良くはない。 おそらく短期筋が多いと分売価格近辺での寄り付きでほとんど旨味のない展開になるのではないか。 一応朝の気配を確認をしつつとはするが、先般のメタルアートのように中長期向けでの前提となりそう。 |