BuySell Technologiesの立会外分売分析

銘柄名 7685】 BuySell Technologies
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図ることを目的としております。

スケジュール

発表日 2021/02/12 (金)
予定期間 2021/03/03 (水) ~ 2021/03/09 (火)
実施日 2021/03/03 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,991 円
分売枚数 4,300 枚 前日終値 2,383 円
申込上限 20 枚 分売価格 2,311 円
PER 33.36 倍 割引率 -3.02 %
PBR 9.45 倍 発表日比 -22.73 %

株式情報

発行済株数 14,013,120 株 時価総額 32,384 百万円
浮動株数 - 株 浮動株総額 - 百万円
分売株数 700,000 株 分売総額 1,618 百万円
前日出来高 272,500 株 出来高/分売数 38.93 %
対株式数比 5.00 % 浮動株比率 - %
対浮動株比 - %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板は100枚、出来高500枚程度と流動性は高い。

株主構成的には第1・2位株主である会長が主要出資者であるファンドからの売却の可能性が考えられる。

今期業績は売上高+72%、営業利益+63%と引き続き大幅増益を見込んでおり、3年で営業利益3倍の成長性は凄い。

年間配当は12円で利回りは0.5%ほど。株主優待はない。

PER33.7倍、PBR10.0倍の株価水準は割高感がある。

株価は夏頃まで1,000円近辺だったのが半年ほど上昇し続けて現在では3倍近い3,000円近辺で取引されている。

現在浮動株が15%もない状況下で発行済株式の5%かつ値嵩株で分売総額20億円の規模はさすがに過大感がある。

分売総額15億円以上の類似案件ではカオナビ、イー・ギャランティ、Link-U、エラン、ダブルスタンダードいずれも分売価格同値近辺での寄りで場中では割れている。

値嵩株は売り物が出やすいことも考慮すると、売れ残りなどなければ分売価格を割り込む可能性がある。

業績面では良い銘柄ではあるが、短期的な需給の悪化は避けられないとみて見送り方向でも問題なさそう。

3/2追記:

発表日から2割近くの下落となっており、分売価格は過去3ヶ月の安値以下というのは評価できる。

ただボラティリティが高く3%程度の割引率では値動きに霞んでしまってあまり値ごろ感があるとはいえない。

前述の類似案件のように同値近辺もしくは分売価格を割り込む可能性がありリスクの高い案件といえる。

先般のEストアーのように高値圏でのしこり玉で出来高が過疎ってくると底なしの展開も予想されるため、逃げ場が仮にあったとしても短期決戦とするのが無難と思われる。

一応朝の気配は見ておくとするが、裏を読んで売れ残りに賭けてみるくらいしか勝機はなさそうな気がする。

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