ディーエムソリューションズの立会外分売分析

銘柄名 6549】 ディーエムソリューションズ
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図ることを目的としております。

スケジュール

発表日 2021/02/12 (金)
予定期間 2021/02/22 (月) ~ 2021/03/01 (月)
実施日 2021/02/22 (月)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 3,225 円
分売枚数 1,600 枚 前日終値 2,633 円
申込上限 2 枚 分売価格 2,554 円
PER 49.41 倍 割引率 -3.00 %
PBR 8.11 倍 発表日比 -20.81 %

株式情報

発行済株数 2,798,000 株 時価総額 7,146 百万円
浮動株数 360,942 株 浮動株総額 922 百万円
分売株数 140,300 株 分売総額 358 百万円
前日出来高 436,900 株 出来高/分売数 311.40 %
対株式数比 5.01 % 浮動株比率 12.90 %
対浮動株比 38.87 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は100枚、出来高500枚以上と流動性は高い。

2020年8月に続き、半年ぶり3回目の分売実施となっている。

今回も期末前月の似たようなタイミングだということも踏まえると前回同様に社長の花矢氏からの売却と考えられる。

同日に通期業績予想を上方修正しており、売上高+4%、営業利益+189%と今期はかなりの好調さが伺える。

年間配当は未定だが、前期同様と仮定すれば無配か。

株主優待として3月権利で1年以上200株保有の株主に対して4,000-5,000円相当のマヌカハニー1瓶の設定がある。

PER17.8倍、PBR4.22倍の株価水準はPERでは市場平均並みだが、PBRではやや割高感がある。

株価は昨年8月までは800円前後だったが、ここ半年で高騰し続けており一時5倍以上の4,000円台を付けている。

目先では上昇は一旦落ち着き75日線まで下落しているため、ここから反発しなければ下値を掘り下げそう。

流動性はそれなりにあるが、値嵩株で発行済株式の5%となるとさすがに短期的には上値は重いかもしれない。

さらに前回もわずか6万株足らずの分売で寄りは割れているところを見ると、ザラバ中はアルゴの水増しで出来高が多いだけで板寄せでは買い板が薄い可能性がある。

損失リスクもあるため慎重に見極めたい。

2/19追記:

発表日から600円近く売り込まれているが、素直に実施しているだけ評価はするものの中止懸念で買い戻されてしまっているため分売価格は当日安値近辺と値ごろ感はない。

一時的には反発するかもしれないが、信用買残30万株が重くデッドクロスしたチャートも相まって持ち越しづらい。

一方で流動性は向上しているため現状では参加方向で良さそうだが、一応朝の気配の確認はしておきたい。

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