フィーチャの立会外分売分析
銘柄名 | 【4052】 フィーチャ |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 立会外分売による当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2021/02/12 (金) |
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予定期間 | 2021/02/26 (金) ~ 2021/03/04 (木) |
実施日 | 2021/02/26 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,054 円 |
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分売枚数 | 3,200 枚 | 前日終値 | 1,640 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 1,591 円 |
PER | -145.95 倍 | 割引率 | -2.99 % |
PBR | 164.16 倍 | 発表日比 | -22.54 % |
株式情報
発行済株数 | 5,497,050 株 | 時価総額 | 8,746 百万円 |
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浮動株数 | 582,687 株 | 浮動株総額 | 927 百万円 |
分売株数 | 247,300 株 | 分売総額 | 393 百万円 |
前日出来高 | 41,400 株 | 出来高/分売数 | 16.74 % |
対株式数比 | 4.50 % | 浮動株比率 | 10.60 % |
対浮動株比 | 42.44 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに300枚程度と流動性はやや高い。 コロナ禍の2020年6月に上場しており、先行きが読めないとはいえ上場わずか半年後に通期業績を下方修正して予想比売上高-60%、営業利益赤字転落はさすがに上場ゴールと言われても仕方ない状況と株主の信頼を裏切るものといえる。 このタイミングにも関わらず分売で発行済株式の4.5%も売却しようという神経の図太さは株主構成上位の中国系の出資元を見ればさすがといったところではないだろうか。 配当は無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。 前述のとおりPERは赤字で評価不可、PBR16.4倍の株価水準は割高感があり現状の時価総額113億円は過大すぎる。 株価は上場時に初値が高騰しすぎたため上場後は一貫して下落基調にあり、手元では一旦反発しているが今回の下方修正などを踏まえて上場来安値更新も時間の問題か。 単純に分売だけの需給で見れば捌けなくもなさそうだが、割高さと中期保有しづらいことを踏まえると当日どれだけの買い需要が果たしてあるのかと疑問が伴うところ。 持ち越しづらい微妙な銘柄に捕まってしまうのも情けないので、流動性がよほど向上しなければ見送りが無難そう。 2/25追記: 発表日から400円近く下落しているが、業績と時価総額を加味するとこれでもまだ割高感があることは否めない。 流動性はほとんど改善しておらず、参加者が極端に少なくて売れ残りが発生でもしないと分売価格を割れそう。 Eストアーのように好業績の銘柄ならともかく、赤字かつ株主還元もない銘柄を中長期には持ち越しづらい。 参加リスクの方が大きいと見て、余程気配が良いなどでなければ基本的には見送り方向としておきたい。 |