サイバー・バズの立会外分売分析

銘柄名 7069】 サイバー・バズ
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売により当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2021/02/10 (水)
予定期間 2021/02/26 (金) ~ 2021/03/02 (火)
実施日 2021/02/26 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,621 円
分売枚数 600 枚 前日終値 2,673 円
申込上限 10 枚 分売価格 2,592 円
PER 453.97 倍 割引率 -3.03 %
PBR 8.32 倍 発表日比 -1.11 %

株式情報

発行済株数 3,783,100 株 時価総額 9,806 百万円
浮動株数 525,851 株 浮動株総額 1,363 百万円
分売株数 56,800 株 分売総額 147 百万円
前日出来高 23,100 株 出来高/分売数 40.67 %
対株式数比 1.50 % 浮動株比率 13.90 %
対浮動株比 10.80 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに150枚程度と流動性はまずまず。

2019年9月に東証マザーズに上場しているが、昨今の市場再編を踏まえると1部要件にはとても未達であり分売目的通りの大株主からの単純な売却目的と捉えるのが妥当そう。

同日発表のToSTNeT-3での自社株買い6万株と合わせて考えると、合計11.7万株ほど大株主が売却したいようである。

今期業績は売上高+17%、営業利益+21%の予想だが、1Q時点では大幅減益で営業赤字寸前とさすがに期待剥落か。

配当は無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。

PER54.5倍、PBR4.91倍の株価水準は割高感がある。

株価は昨年の年初にピークを付けてからは下落基調であり、75日線をなかなか上回れない状況が続いている。

目先は一旦反発しているものの、チャートと株価の割高さも相まってあまり中長期では保有しづらい感じがある。

とりあえず分売としては発行済株式比でさほど多くはなく、これだけ流動性があればなんとかなりそうな気がする。

短期的な勝負と割り切った上での参加方針としたい。

2/25追記:

最後にダウンティックで引けているだけマシだが、分売価格は当日安値近辺であまり値ごろ感がないのは惜しい。

買い板はスカスカでザラバ中はアルゴが跋扈しているため売却タイミングは注意が必要だが、流動性はそれなりにあって分売数量も多くないため多少の利益は出そう。

どうせ心配するまでもなくこの分売数量では配分の心配をするだけ無駄なので基本的に参加方向としたい。

ただ例によって短期参加者が増えすぎるとあまり儲からない可能性があるためあまり期待しないでおきたい。

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