SREホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 2980】 SREホールディングス
市場 東証マザーズ
信用区分 貸借
実施目的 当社は、本日の開示資料「東京証券取引所市場第一部への上場市場変更承認に関するお知らせ」に記載のとおり、東京証券取引所マザーズ市場から同取引所市場第一部へ市場変更することとなりました。

今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件(株主数)の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。

株式市場の急激な変動により実施が困難になった場合には、中止又は延期する可能性があります。

スケジュール

発表日 2020/12/14 (月)
予定期間 2020/12/22 (火) ~ 2020/12/22 (火)
実施日 2020/12/22 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 3,365 円
分売枚数 500 枚 前日終値 3,555 円
申込上限 1 枚 分売価格 3,448 円
PER 665.12 倍 割引率 -3.01 %
PBR 33.48 倍 発表日比 2.47 %

株式情報

発行済株数 15,217,723 株 時価総額 52,471 百万円
浮動株数 1,308,724 株 浮動株総額 4,512 百万円
分売株数 30,000 株 分売総額 103 百万円
前日出来高 374,400 株 出来高/分売数 1248.00 %
対株式数比 0.20 % 浮動株比率 8.60 %
対浮動株比 2.29 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 A
評価コメント

板は300枚、出来高1,000枚以上と流動性は非常に高い。

同日12月23日付けでの東証1部への市場変更を発表しており、その形式要件を充足させるための分売となっている。

ただ2020年3月末現在の株主数は4,113名と十分すぎる状況であるため、緩和された1部昇格要件と照らし合わせても実施目的の形式要件(株主数)の充足の必要性はなさそう。

配当は無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。

PER103倍、PBR7.19倍の株価水準は割高感がある。

株価は直近では2,800-3,500円のレンジで推移している。

これだけ流動性の高い貸借銘柄でかつ1部昇格案件であれば多少割高だとしても需給としてはまったく問題がない。

分売数量的にはまず配分は困難と思われるが、値嵩株でそれなりに利幅も取れそうでそれなりの利益が期待できそう。

2020年最後の分売を締めくくるいい案件となるか。

ただ事前期待が高すぎると引け際に買い上げる輩が出てきて旨味が無くなる可能性があるため警戒はしておきたい。

12/21追記:

1部昇格の先回り買いで発表日からはあまり売り込まれてはいないがとりあえず割引率3%での実施は評価できる。

だが逆に空売りがほぼ入っていない点と現時点での先物の急落を踏まえると朝の気配を見るまではわからない。

いくら需給が良くても市況次第で安泰とも言い切れないため、流動性を見る限りでは問題なさそうだが、割高株は急に売り込まれることがあるので慎重に判断したい。

とはいえ300枚足らずの分売で悩むほど配分はないのは明白のため、どうせ悩むだけ無駄で参加方向で良さそう。

12/22追記:

先物はほぼ戻したため当初予定通り問題なさそう。

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