SPKの立会外分売分析

銘柄名 7466】 SPK
市場 東証1部
信用区分 信用
実施目的 今回の立会外分売は、当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上を図ることを目的として行うものであります。

スケジュール

発表日 2020/11/24 (火)
予定期間 2020/12/02 (水) ~ 2020/12/04 (金)
実施日 2020/12/02 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,310 円
分売枚数 3,300 枚 前日終値 1,248 円
申込上限 20 枚 分売価格 1,211 円
PER 12.59 倍 割引率 -2.96 %
PBR 1.55 倍 発表日比 -7.56 %

株式情報

発行済株数 10,453,800 株 時価総額 12,660 百万円
浮動株数 2,320,744 株 浮動株総額 2,810 百万円
分売株数 263,900 株 分売総額 320 百万円
前日出来高 429,300 株 出来高/分売数 162.68 %
対株式数比 2.52 % 浮動株比率 22.20 %
対浮動株比 11.37 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

※ザラバ中発表のため、発表日終値は直前約定値

板・出来高ともに200枚程度と流動性はまずまず。

2020年10月に続き2回目の分売実施となっている。

前回の分売は会長の中嶋功氏からの売却となっており、残りの保有株数が一致することからこれで売却完了とみられる。

今期業績は売上高-11%、営業利益-17%を見込んでおり、2Q時点の進捗率は50%とほぼ計画比通りで着地している。

年間配当は37円で利回りは3.0%ほど。株主優待はない。

PER11.5倍、PBR0.68倍の株価水準は割安感がある。

株価は前回の分売から1,200-1,350円近辺でのレンジ相場を形成しており、下値目処としては1,200円が意識される。

22期連続増配をPRしており、指標も割安で前回のように長期投資家向けの潜在的な買い需要が期待できる。

堅調だった前回の半分の6割程度の分売数量であれば十分にこなせるとみて、短期でも中期でも面白そうな案件。

12/1追記:

前日にかけて売り込まれてはいるが、引け前にかけて戻してしまっているため実質的な割引率は2%程度か。

ただ分売価格は直近2ヶ月間の安値圏であるため逆に言えば一定の買い需要があることの裏返しとも読み取れる。

さらに分売数量に対する流動性は前回よりも向上しているため、需給面では特段の問題はないといえる。

指標も割安で下値リスクは限定的なため、当初の予定通り問題なく参加方向として、あまり無理に下値で売らなくてもしばらく引っ張っても面白いかもしれない。

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