アクセスグループ・ホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 7042】 アクセスグループ・ホールディングス
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るためのものです。

スケジュール

発表日 2020/11/13 (金)
予定期間 2020/11/25 (水) ~ 2020/11/27 (金)
実施日 2020/11/25 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 817 円
分売枚数 900 枚 前日終値 792 円
申込上限 15 枚 分売価格 764 円
PER -111.32 倍 割引率 -3.54 %
PBR 1.67 倍 発表日比 -6.49 %

株式情報

発行済株数 1,219,800 株 時価総額 932 百万円
浮動株数 302,510 株 浮動株総額 231 百万円
分売株数 50,000 株 分売総額 38 百万円
前日出来高 25,100 株 出来高/分売数 50.20 %
対株式数比 4.10 % 浮動株比率 24.80 %
対浮動株比 16.53 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。

JASDAQにありがちな同族会社であり、株主構成からすると一族か資産管理会社のいずれかによる売却とみたれる。

来期業績は売上高+8%、営業利益黒字転換を見込んでおり、売上はやや持ち直すが最終赤字と先行きは厳しそう。

年間配当は未定だが赤字予想なため無配と思われる。

同日株主優待を新設しており、3月権利で300株以上にてプレミアム優待倶楽部の設定がなされている。

赤字のためPERは評価不可、PBR1.07倍の株価水準は普通。

株価は10月半ばに業務提携IRによりストップ高を付けたが、何事もなかったように往って来いでもとに戻っており、株価としては700-800円近辺のレンジで取引されている。

赤字企業がこのタイミングで分売発表に合わせて優待新設を同時にしていることに合理的な理由がなく、分売価格を高いうちに売却しようという意図が垣間見える。

とりあえず分売数量は多くないのと優待需要の買いが入りそうなためなんとかなる気もするが、当日判断としたい。

11/24追記:

発表日からあまり売り込まれていないが、割引率も3.5%あって分売価格は月初以来の安値圏なのは評価できる。

流動性は多少改善しているが、分売数量は少ないとはいっても短期筋の参加者が多いと割り込む可能性は十分ある。

業績も赤字で中長期保有もしづらく、一応朝の気配次第とはしておくが気配が微妙なら見送りでもよさそう。

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