アミファの立会外分売分析

銘柄名 7800】 アミファ
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を目的とするものです。

スケジュール

発表日 2020/11/13 (金)
予定期間 2020/11/30 (月) ~ 2020/11/30 (月)
実施日 2020/11/30 (月)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 730 円
分売枚数 2,300 枚 前日終値 698 円
申込上限 50 枚 分売価格 691 円
PER 135.06 倍 割引率 -1.00 %
PBR 10.34 倍 発表日比 -5.34 %

株式情報

発行済株数 3,225,000 株 時価総額 2,228 百万円
浮動株数 648,225 株 浮動株総額 448 百万円
分売株数 160,000 株 分売総額 111 百万円
前日出来高 85,800 株 出来高/分売数 53.62 %
対株式数比 4.96 % 浮動株比率 20.10 %
対浮動株比 24.68 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに50枚程度と流動性はやや低い。

JASDAQにありがちな同族会社であり、6割の株を一族の資産管理会社が保有しているため同社からの売却とみられる。

来期業績は売上高+4%、営業利益-8%の減益としばらくは需要減が続くため先行きは相変わらず明るくはない。

年間配当は19円で利回りは2.7%ほど。分売発表と同日に株主優待の新設を発表しており、9月権利でクオカード1,000円分の設定で総合利回り4.2%ほど。

PER14.8倍、PBR1.03倍の株価水準は市場平均並み。

株価はここ3ヶ月ほどは比較的狭いレンジで推移しており、700-750円付近でボラティリティは低い。

元から浮動株が多くない中での発行済株式の5%近い分売はさすがに需給面では厳しいものがあるといえる。

現状のままでは買い板は十分とは言えないため、損失が出る可能性もあって参加メリットがあるとは思えない。

もう少し流動性が改善してこない限り見送りでよさそう。

11/27追記:

発表日から売り込まれているが、割引率1%は21世紀ではバーテックススタンダードと並ぶ最低となっている。

一方で1970年代の分売では1%以下の案件も散見されるため、残念ながら過去最低の割引率というわけではない。

指標的には買える水準であることと、流動性は改善しており700円以下では一定の買い需要はありチャート的にもほぼ底値圏のため意外と底堅いかもしれない。

短期売買なら大した利幅は望めないため微妙な評価としておくが、朝の気配を見て良さそうなら参加としたい。

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