オークネットの立会外分売分析

銘柄名 3964】 オークネット
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため

スケジュール

発表日 2020/11/10 (火)
予定期間 2020/11/20 (金) ~ 2020/11/25 (水)
実施日 2020/11/20 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,485 円
分売枚数 600 枚 前日終値 1,389 円
申込上限 1 枚 分売価格 1,354 円
PER 60.66 倍 割引率 -2.52 %
PBR 7.96 倍 発表日比 -8.82 %

株式情報

発行済株数 27,825,900 株 時価総額 37,676 百万円
浮動株数 445,214 株 浮動株総額 603 百万円
分売株数 84,800 株 分売総額 115 百万円
前日出来高 56,200 株 出来高/分売数 66.27 %
対株式数比 0.30 % 浮動株比率 1.60 %
対浮動株比 19.05 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は100枚、出来高1,000枚と流動性は非常に高い。

2019年8月以来、1年ぶり4回目の分売実施となっている。

昨年株主優待を新設したにもかかわらず2020年6月末現在の株主数は1,865名と2部降格基準を下回っていた。

ただ東証は11月1日付けで市場再編に合わせて800名に緩和しているため実際のところ分売の必要性はなさそう。

同日通期業績予想を上方修正しており、コロナ禍と関係なく売上高+20%、営業利益+38%とかなり好調の模様。

年間配当は20円で利回りは1.5%ほど。株主優待は12月権利でクオカード1,000円の設定があり、総合利回り2.2%ほど。

PER21.2倍、PBR2.07倍の株価水準は市場平均並み。

株価は10月に1,600円台の高値を付けてからは反落しており、現在では1,300円台で一旦反発を見せている。

流動性は十分にあって分売枚数も少なく貸借銘柄であるため、前回同様に安定した利益が見込める案件となりそう。

指標的な割高感もあまりないため、下抜けしなければ12月優待権利に向けて持ち越しても面白いかもしれない。

11/19追記:

割引率はやや渋いものの発表日からいくらかは売り込まれているため分売価格は割高感なく参加しやすい。

流動性に対して分売数量も軽いため、下値リスクも限定的で比較的安心して参加しやすい案件といえる。

空売りの入りはいまひとつだが、需給的には十分こなせる量なので市況悪化がなければ参加方向で問題なさそう。

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