OCHIホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 3166】 OCHIホールディングス
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため。

スケジュール

発表日 2020/11/05 (木)
予定期間 2020/11/12 (木) ~ 2020/11/17 (火)
実施日 2020/11/12 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,711 円
分売枚数 1,600 枚 前日終値 1,393 円
申込上限 30 枚 分売価格 1,352 円
PER 22.46 倍 割引率 -2.94 %
PBR 1.42 倍 発表日比 -20.98 %

株式情報

発行済株数 13,610,970 株 時価総額 18,402 百万円
浮動株数 979,990 株 浮動株総額 1,325 百万円
分売株数 300,000 株 分売総額 406 百万円
前日出来高 78,000 株 出来高/分売数 26.00 %
対株式数比 2.20 % 浮動株比率 7.20 %
対浮動株比 30.61 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに20枚程度と流動性は低い。

2015年3月以来5年ぶり5回目の分売となっている。

既に東証1部で分売の必要性も低く、持ち合い株式など大株主からの単純な売却目的と考えられる。

今期業績は売上高-6%、営業利益-41%の大幅減益を予想しており、2Q時点の進捗率も47%となっている。

年間配当は27円で利回りは2.0%ほど。優待は3月権利でクオカード2,000円分の設定があり総合利回り3.4%ほど。

PER15.0倍、PBR1.15倍の株価水準は市場平均並み。

前回までと違って貸借銘柄になっているが、現在の流動性のままでは分売総額5億円規模の需給は厳しそう。

さらにアサックスが盛大に実施日前日に中止発表をしたこともあって売りが入りづらい点も少なからず影響ありそう。

一応貸借銘柄ではあるが過去もぱっとしないことから最初からあまり期待しないでおくこととしたい。

11/11追記:

発表日から2割近く下落しての値決めとなっているが、割引率はしっかりしている点については評価できる。

ただこれだけ下落すると前述の中止懸念もあって空売りの入りはいまひとつで買い板も十分にあるとはいえない。

短期筋の参加者が多すぎると同値近辺での寄りで旨味がない可能性も考えられるため注意が必要といえる。

朝の気配を確認した上での参加判断としておきたい。

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