イオレの立会外分売分析

銘柄名 2334】 イオレ
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図ることを目的としております。

スケジュール

発表日 2020/10/12 (月)
予定期間 2020/10/20 (火) ~ 2020/10/20 (火)
実施日 2020/10/20 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 3,200 円
分売枚数 2,500 枚 前日終値 1,998 円
申込上限 10 枚 分売価格 1,938 円
PER -15.02 倍 割引率 -3.00 %
PBR 5.06 倍 発表日比 -39.44 %

株式情報

発行済株数 2,324,400 株 時価総額 4,505 百万円
浮動株数 513,692 株 浮動株総額 996 百万円
分売株数 114,000 株 分売総額 221 百万円
前日出来高 605,900 株 出来高/分売数 531.49 %
対株式数比 4.90 % 浮動株比率 22.10 %
対浮動株比 22.19 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板は200枚、出来高は1,000枚以上と流動性は非常に高い。

東証本則市場への市場変更については利益基準が大幅未達のため現状では不可能であり、大株主からの売却と思われる。

最近変更報告書を提出しており保有株を減らしているアルファステップとその共同保有者あたりの可能性は高そう。

今期業績はコロナの影響などにより売上高-19~29%、営業利益は赤字転落を予想している。

配当は無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。

今期は赤字のためPERは不明、PBR3.89倍は割高といえる。

株価は特段の材料があるわけでもないのに9月の1,400円台からわずか2週間で2倍超の3,000円台はやりすぎ感がある。

来期仮に黒字化したとしても四季報予想ベースでPER200倍の株価水準ではとても割高すぎて持ち越したくはない。

まだ通常の株価位置であればこの枚数はなんとかなっただろうが、仕手株で値嵩株は過去事例でも厳しい。

酷い案件だと地域新聞社が800枚足らずで寄りでは1枚2万円超の損失となった事例もあることに注意されたい。

よほど条件がよくても見送りが無難と思われる。

10/19追記:

発表日から陰線続きで下落し続けており、データのある過去5年分では最大の下落率を記録している。

さすがにこれだけ下落すれば反発と思われるが、日々公表銘柄で信用買残が29万株もあるのが気がかりなところ。

これだけ下落すればしこり玉どころか追証による投げが出る可能性も考えられるため需給を読むのが難しい。

万人にはおすすめしないが流動性的に逃げ場はあるかもしれないが、下抜けするようなら早めに見切りたい。

テクニカル的にはまだ下値余地があり仕手株でどちらに転ぶかは丁半博打のハイリスク案件で利益が出ても結果論のため、一応朝の気配を見ての参加判断としたい。

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