SPKの立会外分売分析

銘柄名 7466】 SPK
市場 東証1部
信用区分 信用
実施目的 今回の立会外分売は、当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上を図ることを目的として行うものであります。

スケジュール

発表日 2020/10/05 (月)
予定期間 2020/10/14 (水) ~ 2020/10/16 (金)
実施日 2020/10/14 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,495 円
分売枚数 5,000 枚 前日終値 1,223 円
申込上限 20 枚 分売価格 1,187 円
PER 13.54 倍 割引率 -2.94 %
PBR 6.66 倍 発表日比 -20.60 %

株式情報

発行済株数 10,453,800 株 時価総額 12,409 百万円
浮動株数 2,320,744 株 浮動株総額 2,755 百万円
分売株数 450,000 株 分売総額 534 百万円
前日出来高 256,100 株 出来高/分売数 56.91 %
対株式数比 4.30 % 浮動株比率 22.20 %
対浮動株比 19.39 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

※ザラバ中発表のため、発表日終値は直前約定値

板・出来高ともに200枚程度と流動性はまずまず。

既に東証1部で分売実施の必要性はなく分売数量が多いことから単純に大株主からの売却目的と思われる。

大株主として目立つ投資ファンドもしくは各社の持ち合い株式をまとめて処分といったところか。

今期業績は売上高-11%、営業利益-17%を見込んでおり、1Q時点でも同じくらいの同期比で着地している。

年間配当は37円で利回りは2.5%ほど。株主優待はない。

PER11.2倍、PBR0.67倍の株価水準はやや割安感がある。

株価は1,300-1,450円近辺での持ち合い相場だったが、直近で年初来高値を付けているところに分売発表による急落で現在はレンジ中央の1,400円付近まで下落している。

普段の流動性はそれほど高くない中での発行済株式比4.3%、総額6億円規模の分売はさすがに上値は重くなりそう。

規模感と価格帯の類似案件では4月のトビラシステムズが分売価格と同値での寄り付きと冴えない展開となった。

指標的には割高感はないため価格次第では投資妙味はあるかもしれないが、もう少し流動性の向上は必須といえる。

10/13追記:

発表日から18%近く大幅に下落しての値決めではあるが、割引率は3%ある点については評価できる。

1,200円割れの分売価格は過去半年間の安値以下でコロナショック時の価格ということもあり値ごろ感はある。

ただ出来高は多少増えたものの流動性という観点では買い板もそれほど厚いわけではなく厳しいかもしれない。

一方で指標的には割安株といえるため、意外と潜在的な買い需要があるかもしれないが予測はしづらい。

先日のグリムスのように参加者が少なければ意外高の可能性もあるため、朝の気配で裏を読んで行動したい。

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