グリムスの立会外分売分析
銘柄名 | 【3150】 グリムス |
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市場 | 東証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は2020年6月に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所市場第二部に市場変更いたしましたが、更に社会的認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への銘柄指定を目指し、9月14日に指定申請をしております。
今回の立会外分売は、当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的として行うものであります。 ただし、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場第一部指定が認められない可能性があります。 本立会外分売に関して、当社の親会社以外の支配株主である田中政臣から、その保有する当社株式について売却意向を受けており、約定結果によっては当社の「親会社以外の支配株主の異動」が発生する可能性があります。 「親会社以外の支配株主の異動」の発生を認識した場合は、速やかにお知らせいたします。 |
スケジュール
発表日 | 2020/09/15 (火) |
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予定期間 | 2020/09/25 (金) ~ 2020/10/02 (金) |
実施日 | 2020/09/25 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,609 円 |
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分売枚数 | 18,600 枚 | 前日終値 | 1,595 円 |
申込上限 | 8 枚 | 分売価格 | 1,564 円 |
PER | 207.47 倍 | 割引率 | -1.94 % |
PBR | 8.39 倍 | 発表日比 | -2.80 % |
株式情報
発行済株数 | 23,290,800 株 | 時価総額 | 36,427 百万円 |
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浮動株数 | 1,583,774 株 | 浮動株総額 | 2,477 百万円 |
分売株数 | 878,000 株 | 分売総額 | 1,373 百万円 |
前日出来高 | 646,400 株 | 出来高/分売数 | 73.62 % |
対株式数比 | 3.77 % | 浮動株比率 | 6.80 % |
対浮動株比 | 55.44 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに500枚程度と流動性は高い。 東証1部指定を目的とした分売となっており、2020年3月末現在1,714名の株主数を充足させるのを主目的としつつ、条件は満たしているが流通株式比率の向上目的もありそう。 年間配当は14.5円で利回りは0.9%ほど。株主優待はない。 PER22.8倍、PBR6.88倍の株価水準はPBRは割高感がある。 株価はコロナショックの800円台から上昇基調で推移しており2倍近くの1,600円近辺で取引されている。 75日線がサポートラインとして意識され、株価は8月に一時1,900円台の高値を付けてからは下落基調にある。 分売規模14億円となると前例のように当日中の上値は重いことは必至であり、参加者が多ければ割れる可能性もある。 類似案件ではイー・ギャランティ、オールアバウト(2018年)、ベイカレント・コンサルティングなどのように同値近辺での寄り付きで参加メリット的には微妙そう。 ただしエスプールのように上限5枚で7,890枚のうち6割が売れ残って浮上するパターンも考えられるため、皆が参加しそうな気配なら見送りで微妙そうなら参加と裏を読みたい。 9/24追記: 前日に大きく売り込まれてはいるが、流動性はさほど向上しておらず割引率も2%未満と渋いのはいただけない。 買い板も心許なくこのままの状況であれば分売価格を割り込んで始まる可能性が高いと予想される。 一方で節目の1,600円付近では75日線が意識されるため中期的な押し目にはなりそうだが、この分売数量は重そう。 上限株数は低いため皆が見送れば売れ残って浮上する可能性も考えられるため、酷い気配なら打診程度に参加してもいいが2%割引の案件では利益が出たとしても限定的か。 リスクに見合わないため見送り方向が無難と考えられる。 |