大和コンピューターの立会外分売分析

銘柄名 3816】 大和コンピューター
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2020/09/07 (月)
予定期間 2020/09/15 (火) ~ 2020/09/17 (木)
実施日 2020/09/15 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,217 円
分売枚数 1,500 枚 前日終値 1,234 円
申込上限 10 枚 分売価格 1,204 円
PER 23.54 倍 割引率 -2.43 %
PBR 1.49 倍 発表日比 -1.07 %

株式情報

発行済株数 3,949,762 株 時価総額 4,756 百万円
浮動株数 529,268 株 浮動株総額 637 百万円
分売株数 70,000 株 分売総額 84 百万円
前日出来高 48,300 株 出来高/分売数 69.00 %
対株式数比 1.77 % 浮動株比率 13.40 %
対浮動株比 13.23 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は100枚、出来高150枚程度と流動性はまずまず。

2019年10月以来1年ぶり6回目の分売実施となっている。

これまでのように社長の中村憲司氏が毎度売却しており、今回も株数が近いことから同様の目的だと考えられる。

今期業績は売上高-5%、営業利益-9%を見込んでいる。

年間配当は16円で利回りは1.3%ほど。株主優待はない。

PER16.7倍、PBR1.18倍の株価水準は市場平均並み。

株価は1,200-1,500円のレンジ相場で現在は下限近くで推移しており、この価格帯であれば値ごろ感はある。

分売株数は多くはないが流動性はいまひとつなため、前回同様に分売価格近辺での寄りで短期的には期待できない。

短期的には参加者が多いと大して利益もない展開が予想されるため、あえて参加するメリットもあまりないと思われる。

朝の気配を確認した上で打診程度の参加としたい。

9/14追記:

レンジ下限付近での値決めとはなったが、前回同様に割引率2.4%というのはやや渋いところ。

出来高は多少は増加しているが買い板は十分に厚いとは言えず、前回同様に微益が出るかどうかになりそう。

手間の割に大した利益が出るわけでもないどうでもいい案件となりそうなため、朝の気配次第での参加としたい。

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