コプロ・ホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 7059】 コプロ・ホールディングス
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、本日の開示資料「東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部への上場市場変更承認に関するお知らせ」に記載のとおり、株式会社東京証券取引所及び株式会社名古屋証券取引所の承認を受け、2020年9月11日をもちまして、当社株式の上場市場が東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所市場第一部、名古屋証券取引所セントレックス市場から名古屋証券取引所市場第一部へ市場変更されることとなりました。

今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件を充足することを目的として行うものであります。

スケジュール

発表日 2020/08/28 (金)
予定期間 2020/09/07 (月) ~ 2020/09/10 (木)
実施日 2020/09/07 (月)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,845 円
分売枚数 2,300 枚 前日終値 3,015 円
申込上限 3 枚 分売価格 2,954 円
PER 22.04 倍 割引率 -2.02 %
PBR 4.70 倍 発表日比 3.83 %

株式情報

発行済株数 5,000,000 株 時価総額 14,770 百万円
浮動株数 340,000 株 浮動株総額 1,004 百万円
分売株数 230,000 株 分売総額 679 百万円
前日出来高 150,000 株 出来高/分売数 65.22 %
対株式数比 4.60 % 浮動株比率 6.80 %
対浮動株比 67.65 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は100枚、出来高200枚程度と流動性はそれなりにある。

2020年5月以来4ヶ月ぶり2回目の分売実施となっている。

前回の分売時点では1部申請の準備中であったが、今回の分売を条件に東証1部への市場変更を承認されている。

ただ3月時点の株主数は1,072名のところを無理矢理分売のみなし株主数で条件を満たしても、実際の株主数ベースですぐに増加するとは考えづらく再度分売をしそうな気はする。

今期業績は売上高+17%、営業利益+5%を見込んでおり、1Q時点では中間予想の半分程度の営業益とほぼ計画通り。

年間配当は70円で利回りは2.4%ほど。株主優待はない。

PER12.1倍、PBR2.54倍の株価水準は市場平均並み。

株価はコロナショックの大底1,100円台から上昇基調を続けており、直近では2.5倍近くの3,000円付近に迫っている。

東証1部指定に伴い一体の買い需要はありそうで、株価水準的な割高感はないが短期的にはやや過熱感もある。

前回は4%ディスカウントもあってかなりの利益は出たが、さらに値嵩になって株数を増えているためどうなるか。

買い板があまり厚いとは言えないため、当日までにもう少し流動性の改善と高くなりすぎなければ参加したい。

9/4追記:

前回は太っ腹の4%割引だったものの、今回はどうせ完売するだろうという目論見から2%と渋いのはいただけない。

引け際の板を見る限りでは節目の3,000円以下では買い需要はありそうだが、過熱感は否めず発表後に上に飛んで開けた窓を埋める方向に動く可能性も十分にある。

現状では参加方向でよさそうだが、値動きの方向性がいまひとつ掴めないため欲張らず利確が正解かもしれない。

今朝のような先物の急落があると微妙な可能性もあるため、とりあえず申し込んで朝の板を見て判断したい。

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