オールアバウトの立会外分売分析

銘柄名 2454】 オールアバウト
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため

スケジュール

発表日 2020/08/24 (月)
予定期間 2020/08/28 (金) ~ 2020/09/01 (火)
実施日 2020/08/28 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 981 円
分売枚数 1,900 枚 前日終値 918 円
申込上限 5 枚 分売価格 895 円
PER 231.11 倍 割引率 -2.51 %
PBR 12.05 倍 発表日比 -8.77 %

株式情報

発行済株数 13,646,700 株 時価総額 12,214 百万円
浮動株数 1,842,305 株 浮動株総額 1,649 百万円
分売株数 100,000 株 分売総額 90 百万円
前日出来高 111,100 株 出来高/分売数 111.10 %
対株式数比 0.73 % 浮動株比率 13.50 %
対浮動株比 5.43 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに500枚程度と流動性は高い。

2019年11月以来9ヶ月ぶり7回目の分売実施となっている。

過去の大日本印刷との資本提携解消に伴い合計25%弱も無理矢理分売で捌いた関係で分売実施回数はかなり多い。

今期業績は売上高+9%、営業利益+16%を見込んでおり、1Q時点での進捗率は43%と会社予想はやや保守的。

年間配当は未定だが、前期同様と仮定すれば3円で利回りは0.3%ほど。株主優待として3,9月権利で300株以上にて株数に応じてプレミアム優待倶楽部の設定がある。

PER39.2倍、PBR3.13倍の株価水準はやや割高感がある。

株価はコロナショックの大底の400円台からは上昇し続けており、決算発表で反落する前まで3倍弱になっている。

前述の1Q決算の失望売りによって1,000円台を割り込むまで売られているため過熱感についてはあまりない。

前回同様に流動性はあって分売数量は非常に少ないため、今回も同様に安定した利益の見込める案件となりそう。

高くなりすぎなければ基本的には参加方向としたい。

8/27追記:

発表日以降売り込まれており、分売価格は過去1ヶ月の安値以下なのはいいが引け際に買い上げられていることもあって実質的な割引率は2%程度と渋いところがいただけない。

買い板は十分あって売り需要は吸収できるため久々に安心して参加できる案件だが、利益は大して期待できなそう。

株価は短期的な底値圏で過熱感もないため、節目の900円を下回らなければ持ち越しても面白いかもしれない。

分売数量も少なく配分されにくい割に大して利益も見込めなさそうなため、あまり期待しないでおくことにしたい。

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