デイトナの立会外分売分析
銘柄名 | 【7228】 デイトナ |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2020/08/19 (水) |
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予定期間 | 2020/08/26 (水) ~ 2020/09/01 (火) |
実施日 | 2020/08/26 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,481 円 |
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分売枚数 | 1,100 枚 | 前日終値 | 1,329 円 |
申込上限 | 60 枚 | 分売価格 | 1,290 円 |
PER | 9.89 倍 | 割引率 | -2.93 % |
PBR | 1.62 倍 | 発表日比 | -12.90 % |
株式情報
発行済株数 | 3,604,600 株 | 時価総額 | 4,650 百万円 |
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浮動株数 | 908,359 株 | 浮動株総額 | 1,172 百万円 |
分売株数 | 180,000 株 | 分売総額 | 232 百万円 |
前日出来高 | 27,900 株 | 出来高/分売数 | 15.50 % |
対株式数比 | 4.99 % | 浮動株比率 | 25.20 % |
対浮動株比 | 19.82 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板は100枚、出来高1桁と流動性に乏しい。 2018年12月以来1年半ぶり4回目の分売実施となっている。 自己株式が35%もあるのも珍しいが、分売では処分できないため単純に大株主からの売却目的だと思われる。 今期業績は売上高+3%、営業利益+1%を見込んでいるが、2Q業績は上方修正しているため通期では上ブレ余地がある。 年間配当は24円で利回りは1.8%ほど。株主優待は12月権利で株数に応じてプレミアム優待倶楽部の設定がある。 PER6.23倍、PBR0.89倍の株価水準は割安感がある。 株価は1,400円前後で推移しており月初に2Q決算を好感して年初来高値をつけたが現在ではやや値を戻している。 過去3回ともすべて寄りで分売価格を下回っており、この流動性のままであれば今回も同じ展開になりかねない。 発行済株式の5%という数量も浮動株が少ない中では重く、捌き切れるまではしばらく上値の重い展開となりそう。 よほど条件が良くなければ見送りが無難と思われる。 8/25追記: 発表日から売り込まれており、分売価格は過去3ヶ月の安値以下のため値ごろ感のある価格設定となっている。 ただ流動性は明らかに不足しており、今回も買い板の薄さを踏まえると分売価格を割り込む可能性が十分ある。 ただバリュー株の観点では意外と潜在的な買い需要が出るかもしれないが、それは当日にならないとわからない。 短期筋が皆無たっだ先日の昴でさえも寄りで2割近い売り物が出たことを踏まえると同様にリスクに見合わなそう。 申込上限株数が多いため売れ残りで浮上する可能性も低く、余程気配が良くなければ見送りが無難と思われる。 |