新家工業の立会外分売分析

銘柄名 7305】 新家工業
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 今回の立会外分売は、当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上を図ることを目的として行うものであります。

スケジュール

発表日 2020/08/07 (金)
予定期間 2020/08/18 (火) ~ 2020/08/20 (木)
実施日 2020/08/18 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,156 円
分売枚数 2,700 枚 前日終値 1,023 円
申込上限 50 枚 分売価格 993 円
PER - 倍 割引率 -2.93 %
PBR 2.38 倍 発表日比 -14.10 %

株式情報

発行済株数 6,045,326 株 時価総額 6,003 百万円
浮動株数 1,336,017 株 浮動株総額 1,327 百万円
分売株数 281,500 株 分売総額 280 百万円
前日出来高 167,300 株 出来高/分売数 59.43 %
対株式数比 4.66 % 浮動株比率 22.10 %
対浮動株比 21.07 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は100枚、出来高は50枚前後と流動性は低い。

2019年11月以来8ヶ月ぶり2回目の分売となっている。

前回は日本製鉄と日鉄日新製鋼(現在は前者に合併)からの売却で株数も近いことから同社保有の残り売却と思われる。

コロナの影響により通期業績予想を未定としているため、EPSは未定にのためPERでは評価できない。

昨年の配当は65円だが、今期の配当は未定で優待もない。

PBRベースでは0.24倍であるためかなり割安と言えるが、景気敏感株であるため単純には評価できない。

株価は1,150-1,200円の狭いレンジで取引されている。

流動性には乏しいが、貸借銘柄であるため当日までに事前に空売りが溜まれば需給面ではなんとかカバーできそう。

前回も似たような状況ではあったが手堅く利益が出る案件となったため、今回も同様に良さげな案件となりそう。

当日までに流動性の改善に期待することにしたい。

8/17追記:

発表翌日には大きく売り込まれており、前日も安値引けで節目の1,000円割れの分売価格は値ごろ感がある。

流動性もそれなりに向上しており、空売りも前回くらいは入っているため今回も安定した利益が狙えそう。

指標的にも底値圏で下値リスクはないため窓埋めに期待して持ち越してもいいが、前回も数日間は上値が重かったところを見ると程々のところで利確がいいのかもしれない。

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