日本空調サービスの立会外分売分析
銘柄名 | 【4658】 日本空調サービス |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2020/07/31 (金) |
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予定期間 | 2020/08/07 (金) ~ 2020/08/14 (金) |
実施日 | 2020/08/07 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 725 円 |
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分売枚数 | 2,900 枚 | 前日終値 | 675 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 655 円 |
PER | 26.91 倍 | 割引率 | -2.96 % |
PBR | 1.21 倍 | 発表日比 | -9.66 % |
株式情報
発行済株数 | 35,784,000 株 | 時価総額 | 23,439 百万円 |
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浮動株数 | 3,327,912 株 | 浮動株総額 | 2,180 百万円 |
分売株数 | 140,000 株 | 分売総額 | 92 百万円 |
前日出来高 | 312,900 株 | 出来高/分売数 | 223.50 % |
対株式数比 | 0.39 % | 浮動株比率 | 9.30 % |
対浮動株比 | 4.21 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに300枚程度と流動性は十分にある。 2019年8月以来1年ぶり6回目の分売実施となっている。 去年も同じ時期に分売を実施しているため同じ主体からの売却とは思われるが変更報告書義務以下のため詳細は不明。 今期業績は売上高-1%、営業利益-10%の減益を見込んでいるが、1Q時点では既に前期比-50%の営業利益と先は厳しい。 年間配当は25円で利回りは3.4%ほど。株主優待はない。 PER13.2倍、PBR1.27倍の株価水準は少し割安感がある。 株価はここ3ヶ月は700-750円の非常に狭いレンジで取引されているため下値での値決めなら投資妙味はありそう。 分売数量は発行済株式数比でごく僅かで流動性も高く貸借銘柄であるため需給的にはまったく問題ないといえる。 指標的にも割安で手頃な株価のため過去すべてで安定した利益が出ており、今回も同様に手堅い案件となりそう。 ただし事前期待が高すぎると値決め日の引けで買い上げる輩が増えてしまいマネジメントソリューションズのように本来まともな案件が微妙になりかねないため警戒したい。 8/6追記: 発表日翌日は売り込まれて元の株価レンジから大幅に下抜けしての値決めとなり分売価格は値ごろ感がある。 流動性もかなり改善して買い板も厚くなっているため、下値リスクがなく今回も手堅い利益が狙える案件となりそう。 指標的にも割安であるため売りが一巡すれば元の700円超えの水準までの戻しに期待することにしたい。 |