エル・ティー・エスの立会外分売分析

銘柄名 6560】 エル・ティー・エス
市場 東証マザーズ
信用区分 貸借
実施目的 当社は、本日の開示資料「東京証券取引所市場第一部への上場市場変更承認に関するお知らせ」に記載のとおり、株式会社東京証券取引所の承認を受け、2020年7月8日をもちまして、東京証券取引所マザーズから同取引所市場第一部へ市場変更することとなりました。

今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件(株主数)を充足するために行うものであります。

スケジュール

発表日 2020/06/23 (火)
予定期間 2020/07/01 (水) ~ 2020/07/03 (金)
実施日 2020/07/01 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 3,100 円
分売枚数 3,500 枚 前日終値 2,820 円
申込上限 2 枚 分売価格 2,749 円
PER 72.10 倍 割引率 -2.52 %
PBR 11.51 倍 発表日比 -11.32 %

株式情報

発行済株数 4,151,200 株 時価総額 11,412 百万円
浮動株数 763,821 株 浮動株総額 2,100 百万円
分売株数 140,000 株 分売総額 385 百万円
前日出来高 345,600 株 出来高/分売数 246.86 %
対株式数比 3.37 % 浮動株比率 18.40 %
対浮動株比 18.33 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は300枚、出来高1,000枚以上と流動性は高い。

7月8日付けでの東証1部への市場変更を予定しており、その形式要件である株主数充足のための分売となっている。

2019年12月末現在の株主数は2,177名と僅かに足りないだけであるため、この分売によって十分に要件は満たせる。

今期業績は売上高+32%、営業利益+30%を見込んでおり、1Q時点では進捗率40%とかなり好調なため期待できそう。

配当は無配で株主優待もなく株主還元策に乏しい。

PER46.8倍、PBR7.48倍の株価水準は割高感がある。

株価は3月の1,000円台から3ヶ月足らずで3倍近い,3000円台まで急騰しており短期的には過熱感もみられる。

値嵩株ではあるが貸借銘柄で分売数量もさほど多くはないため、利幅も取れて安定した利益が見込めそう。

ただテクニカル的に過熱感があるのと指標的な割高さはいずれ是正されそうなためここは短期勝負に留めたい。

6/30追記:

発表日からいくらか売り込まれており、やや割引率は渋いものの節目の3,000円割れでの実施は評価できる。

ただ貸借残を見ると空売りはほとんど入っているとはいえない状況であり、必ずしも鉄板であるとはいえない。

とはいえ買い板は十分厚いためこの価格であれば下値リスクも限定的で一定の利益は安定して出そうな気はする。

最近の新興市場の市況は不安定なため、念のため朝の市況と気配は確認した上での参加方向としたい。

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