ピアラの立会外分売分析
銘柄名 | 【7044】 ピアラ |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、東京証券取引所マザーズ市場に上場しておりますが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として東京証券取引所本則市場への市場変更申請を行っております。
今回の立会外分売は形式要件の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。 ただし、何らかの事情により市場第一部への市場変更の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が承認されない可能性があります。 |
スケジュール
発表日 | 2020/05/28 (木) |
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予定期間 | 2020/06/05 (金) ~ 2020/06/12 (金) |
実施日 | 2020/06/05 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,602 円 |
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分売枚数 | 5,200 枚 | 前日終値 | 1,698 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 1,647 円 |
PER | 36.91 倍 | 割引率 | -3.00 % |
PBR | 4.02 倍 | 発表日比 | 2.81 % |
株式情報
発行済株数 | 3,552,520 株 | 時価総額 | 5,851 百万円 |
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浮動株数 | 259,334 株 | 浮動株総額 | 427 百万円 |
分売株数 | 240,000 株 | 分売総額 | 395 百万円 |
前日出来高 | 195,400 株 | 出来高/分売数 | 81.42 % |
対株式数比 | 6.76 % | 浮動株比率 | 7.30 % |
対浮動株比 | 92.54 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は500枚、出来高1,000枚前後と流動性は高い。 2019年8月以来10ヶ月ぶり2回目の分売実施となっている。 2018年12月に東証マザーズに上場しており、前回は市場変更準備中だったが今回は申請中に状態が進んでいる。 前回の予想通り未達だった利益要件は前期決算である3月の有報提出にて充足できたため市場変更できたとみられる。 2019年12月末現在979名の株主数は今回の上限1枚の分売にて1部基準のみなし株主数は充足できる見込み。 その他の要件についても概ね問題なさそうなため、遠くないうちには東証から変更承認が得られるものと思われる。 今期業績は売上高+17%、営業利益+30%の大幅増益を見込んでおり、1Q時点でも前期比+20%増益と順調そう。 配当は無配で株主優待もなく株主還元策に乏しい。 PER33.2倍、PBR3.13倍の株価水準はやや割高感がある。 株価は年明け以降乱高下しており、2月の2,000円台からコロナショックで半額以下になって再度倍になっている。 分売発表前日に資本・業務提携材料を発表したことで翌日は寄り天大陰線で出来高は100万株近くなっている。 前回は流動性がいまひとつだったため分売数量はごく僅かだが、現在の流動性であれば十分問題なく捌けそう。 ただ1日の値動きが100円以上あって高値を付けた後のため、しばらくは乱高下する不安定な値動きかもしれない。 おそらくは最短で月内くらいに1部承認されそうな気もするが、下抜けしなければ持ち越しても面白そう。 現在の流動性と新興市場の市況が続くようであれば、値決めで高くなりすぎないことを条件に参加としたい。 6/4追記: ここ最近の分売が高く寄ることが多いためか大引けで買いが入ってしまって飛んでいるのはあまりいただけない。 そのため分売価格は実質的には2%の割引率で当日安値より上であるためあまり値ごろ感はあるとはいえない。 この状態から前日比プラスで始まるとは想定し難いが、無用な引け買い抑制のため割れない程度に安く寄ってほしい。 出来高は十分あるためとりあえず利益は出そうだが、新興市場もかなり高値圏であるため利確タイミングが悩ましい。 チャート的には上昇トレンドの最中でもあるため、下抜けしなければ少しスイングしてみてもいいかもしれない。 |