ソーシャルワイヤーの立会外分売分析
銘柄名 | 【3929】 ソーシャルワイヤー |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、2015年12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしました。今後、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所本則市場への市場変更申請をいたしました。
今回の立会外分売は、本則市場への変更における形式要件である株主数の充足を図るとともに、当社株式の流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。 ただし、何らかの理由で基準を満たさないと判断された場合には、本則市場変更が認められない可能性があります。 |
スケジュール
発表日 | 2020/05/22 (金) |
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予定期間 | 2020/06/01 (月) ~ 2020/06/03 (水) |
実施日 | 2020/06/01 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 790 円 |
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分売枚数 | 600 枚 | 前日終値 | 1,149 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 1,115 円 |
PER | 76.44 倍 | 割引率 | -2.96 % |
PBR | 6.03 倍 | 発表日比 | 41.14 % |
株式情報
発行済株数 | 6,103,200 株 | 時価総額 | 6,805 百万円 |
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浮動株数 | - 株 | 浮動株総額 | - 百万円 |
分売株数 | 30,000 株 | 分売総額 | 33 百万円 |
前日出来高 | 1,106,300 株 | 出来高/分売数 | 3687.67 % |
対株式数比 | 0.49 % | 浮動株比率 | - % |
対浮動株比 | - % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は300枚、出来高1,000枚以上と流動性は非常に高い。 2018年11月以来1年半ぶり4回目の分売となっている。 かなり間が空いたがやっと今更になって市場変更申請段階に至ったのは何かしら形式要件に未達があり、今期の有報提出にて条件を充足できるためになったものと考えられる。 この時期に300枚足らずの分売をしていることからすると、3月末の株主数が2,000名前後で僅かに未達なためと思われる。 この分売でみなし株主数は充足できるため申請中の状況であるなら遠くないうちには承認されそう。 前期は固定費用増加などで増収なもののの利益半減となったが、今期はレンジ予想中央値で増収増益を見込んでいる。 年間配当は13円で利回りは1.1%ほど。同日に株主優待の新設を発表しており、3月権利でクオカード2,000円分で総合利回り2.9%と短期的に株主数を増やしたい印象を受ける。 PER42.0倍、PBR5.19倍の株価水準はやや割高感がある。 株価は2月の高値1,500円台からコロナショックで500円割れまで売り込まれており、その後は800円まで反発している。 流動性は十分高く、発行済株式数に対して0.5%足らずの分売では需給にはまったく影響がないと言い切れる。 優待新設で一定の買い需要もありそうで、手頃な株価なためまずリスクもなく安定した利益を期待できそう。 とはいえこの数量ではまず配分については見込めないため、運試しで申し込むつもりくらいの感覚でいたい。 5/29追記: 優待改善インパクトが大きく発表から2連続ストップ高を付けて株価は発表前の1.5倍近くなってしまっている。 前日にも買い需要で釣り上がってしまってはいるが、分売価格は当日安値と同価格になっているのはまあ及第点か。 出来高は大幅に増加しており今回の分売の売り圧力は一瞬でかき消されてしまいむしろ買い需要の方が勝りそう。 どうせ配分されない上にリスクも限定的なため、先物が大暴落でもなければ何も深く考えずに参加としておきたい。 こちらも前例のようにすぐに売らない方が利益は伸びそう。 |