コプロ・ホールディングスの立会外分売分析
銘柄名 | 【7059】 コプロ・ホールディングス |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、2019年3月に東京証券取引所マザーズ市場及び名古屋証券取引所セントレックス市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております。
今回の立会外分売は形式要件の充足のために株式の流動性の向上及び株主増加並びに株式の分布状況の改善を図るものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2020/05/20 (水) |
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予定期間 | 2020/05/28 (木) ~ 2020/06/01 (月) |
実施日 | 2020/05/28 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,101 円 |
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分売枚数 | 3,200 枚 | 前日終値 | 2,155 円 |
申込上限 | 2 枚 | 分売価格 | 2,069 円 |
PER | 10.35 倍 | 割引率 | -3.99 % |
PBR | 2.25 倍 | 発表日比 | -1.52 % |
株式情報
発行済株数 | 5,000,000 株 | 時価総額 | 10,345 百万円 |
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浮動株数 | 430,000 株 | 浮動株総額 | 890 百万円 |
分売株数 | 166,100 株 | 分売総額 | 344 百万円 |
前日出来高 | 68,300 株 | 出来高/分売数 | 41.12 % |
対株式数比 | 3.32 % | 浮動株比率 | 8.60 % |
対浮動株比 | 38.63 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに300枚程度と流動性は十分にある。 2019年3月に東証マザーズに上場しており、上場から1年経ち東証1部への市場変更を目的とした分売実施となっている。 現在32.2%程度の流通株式比率は分売後で充足でき、直近は不明だが2019年9月末現在1,347名の株主数の株主数もおそらくは分売後には1部要件が充足できるものと思われる。 ただ流通株式数は25万株程度不足しているため、1部承認条件として再度分売や売出など実施はあるかもしれない。 今期業績は売上高+17%、営業利益+5%とコロナ関連の影響を織り込んだ上でもなお増収増益を見込んでいる。 年間配当は70円で利回りは3.3%ほど。株主優待はない。 PER8.49倍、PBR1.78倍の株価水準は業種ディスカウントを考慮しても新興銘柄にありがちな割高感はまったくない。 株価はコロナショックで年初の高値からは2ヶ月足らずで3割近くの株価になってから倍近くまっており値動きが激しい。 決算発表翌日は来期予想を好感してストップ高を付けており、短期的なテクニカル的にはやや過熱感もある。 分売株数に対する流動性はあるためある程度の利益は見込めそうだが、見ての通り1日の値動きが100円以上あるため持ち越しづらく短期勝負としたほうが賢明かもしれない。 指標的には割高感はないので口座の片隅で1部承認までしばらく放置してみるにはいいかもしれない。 5/27追記: 前日にはやや売り込まれているものの戻していることから値ごろ感を出すために4%割引での実施は評価できる。 最近のパターンで値決め日に底堅い銘柄というのは潜在的に買い需要があることの現れでほぼ堅調になることが多い。 出来高も大幅に増加しているためこれくらいの分売数量であれば一巡するのも早く上値も軽くなりやすい。 何よりも空前の新興市場は活況状態となっているため、さすがにこの市況下であれば何も考えずに参加としたい。 ここ最近の案件のようにあまりに高く寄り過ぎなければある程度引っ張ってみたほうが好結果になるのではないか。 |